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スポーツ障害 スポーツしょうがい Sportsschäden

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スポーツ障害
スポーツしょうがい
Sportsschäden

スポーツによって起る身体の障害。長期にわたる運動練習の結果,身体の構造や機能にはさまざまな影響が現れる。そのうち,筋肉などが補強,増大されて,運動に好都合な状態になる (スポーツ適応) ものに対していわれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スポーツ障害
すぽーつしょうがい

スポーツ活動の際に、軽微な動作の反復により一定の部位に弱い力が持続して加わって起こる障害。一過性のものを除いて疼痛(とうつう)をはじめとする諸症状が慢性的に続き、成人のみならず成長期の小児にもよくみられる。ほとんどは野球の投手が肩を壊す「投球障害肩」など、使いすぎ(オーバーユース)によって起こる障害である。代表的なものに水泳肩、野球肘(ひじ)やテニス肘、ボウリング腕、手の腱鞘(けんしょう)炎、腰椎(ようつい)がずれる腰椎分離症(腰椎すべり症)、膝蓋骨(しつがいこつ)の下にある脛骨(けいこつ)結節が隆起するオズグッド‐シュラッター病、ふとももの外側の腸脛靭帯(じんたい)に炎症を伴うランナー膝(ひざ)(腸脛靭帯症候群)、頻繁にジャンプを繰り返すスポーツに起こるジャンパー膝、下腿の骨をおおう骨膜に炎症を伴うシンスプリント、足の踵骨(しょうこつ)のアキレス腱付着部に起こる踵骨骨端炎などがある。さらに骨の一定の部位に反復して軽微な外力が加わると疲労骨折となるが、これはX線所見で判明しないことも多く、継続的な観察が必要となる。疲労骨折は陸上選手の下肢骨とくに脛骨に頻繁に起こることが知られ、ほかに肋骨(ろっこつ)(ゴルフ)、鎖骨(ラグビー)、尺骨(バレーボール、野球、ソフトボール)、肘頭(野球)などにも起こる。障害の程度はスポーツ活動の種類によっても異なるが、外力が加わる強さ、加わっている時間、加わる頻度、さらに個人の器質的柔軟性、活動環境などにも左右される。スポーツ障害が起きると長期の治療や療養を余儀なくされることも多く、障害が起きた初期の段階で適切な処置を行うと同時に予防に心がけることがたいせつである。なお、スポーツ時に人や物への衝突や転倒など一度に急激な力が加わることで起こる捻挫(ねんざ)や打撲、骨折、脱臼(だっきゅう)、肉離れ、腱(けん)断裂、などをさすスポーツ外傷とは異なる。[編集部]

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