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セイタカアワダチソウ

百科事典マイペディアの解説

セイタカアワダチソウ

キク科の多年草。別名セイタカアキノキリンソウ北米原産の帰化植物で,土手や荒地に群落を作る。茎は分枝せず,高さ1〜2mになる。全体に単毛があってざらつく。頭花は小さく舌状花と筒状花からなり,10〜11月に茎頂に多くの小枝を分かち,黄色の円錐花序を作る。
→関連項目アキノキリンソウ

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

セイタカアワダチソウ

北米が原産地キク科の多年草。高さは1~3メートルになる。観賞用に輸入され、1950年代以降全国に広がった。1株数千個もある種子地下茎の二つの方法で繁殖するため一気に増加し、周囲の植物に影響を与える。かつてはブタクサと間違えられるなど花粉症の原因にされていたが、花粉が重く、遠くまで飛散しないため、現在は否定されている。

(2011-11-06 朝日新聞 朝刊 新潟全県 1地方)

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世界大百科事典 第2版の解説

セイタカアワダチソウ【Solidago altissima L.】

北アメリカ原産の帰化植物で,キク科の多年草(イラスト)。セイタカアキノキリンソウともいう。秋の開花期には,河原の土手や郊外の野山のふもとや荒地など,いたるところが黄色一面に色どられる。第1次世界大戦前に,北アメリカから観賞用としてもち帰られ栽培されていたが,戦後京阪神,九州北部を中心に急速にひろがり始めた。現在では関東,中部でも群落をつくっている姿がみられるようになった。 地下茎が放射状にひろがり,丈が2m以上にもなる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セイタカアワダチソウ
せいたかあわだちそう / 背高泡立草
[学]Solidago altissima L.

キク科の多年草。茎は直立し、高さ2~3メートルになる。茎の基部から四方へ走出枝を出し、その先に新苗をつくるので容易に大きな群落となる。10~11月、多数の黄色の頭花を大きな円錐(えんすい)花序につける。北アメリカ原産の帰化植物で、都会地に接した川原の土手や荒れ地にしばしば大きな群落をつくる。花粉アレルギーをおこす植物と騒がれたが、本種は風媒花ではなく、花粉が空気中を漂うことはないので、花粉アレルギーをおこすとは考えにくい。茎や葉にほとんど毛のないオオアワダチソウS. gigantea Ait. var. leiophylla Fernaldはセイタカアワダチソウによく似るが、花期が7~9月と早い。[小山博滋]

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世界大百科事典内のセイタカアワダチソウの言及

【アレロパシー】より

…その作用は,阻害の場合も促進の場合もあるが,結果としては有害なものが多い。セイタカアワダチソウは周辺の植物を駆逐して旺盛な群落をつくるが,これはある種の阻害物質を出して周辺に生えている植物の生育を阻害しているためである。このような作用によって,近傍の他種との競争に打ち勝って繁栄している種があり,植物群落の種組成の決定や遷移の進行については,さまざまな生態的条件の一つとしてアレロパシーが大きな役割を果たしていると推定されているが,まだ研究はよく進んではいない。…

※「セイタカアワダチソウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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