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ソンクラー Songkhla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソンクラー
Songkhla

タイ南部,マレー半島東岸にある町。ソンクラー県の県都。タイ湾の出入口にある良港として,古くからインド,アラブの商人が訪れ,沿岸交易の中心となる。シュリービジャヤ朝 (8~13世紀) のもとで栄え,シンコン Singkhonと呼ばれた。その後シンゴラ Singolaなどに名前を変え,スコータイ朝のときに現在名となった。ビルマやマレー半島の諸国との間に抗争が絶えなかったが,18世紀末ラーマ1世がビルマを駆逐してタイ領となった。第2次世界大戦で日本軍がハワイ奇襲に先立って上陸した地点でもある。米,コプララッカセイのほかスズを産する。またルーアン湖では淡水漁業が盛ん。人口8万 4738 (1986推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ソンクラー(Songkhla)

タイ南部、マレー半島東岸の都市。ソンクラー県の県都。旧称シンゴラ。タイランド湾とつながるソンクラー潟を隔てる細長い半島に位置する。古くから海上交易の拠点となり、18世紀に華僑の国主の下で栄えた。1830年代に建てられた城壁や中国風の邸宅などが残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ソンクラー【Songkhla】

タイ南部の都市で同名県の県都。人口24万3000(1990)。英語名はシンゴラSingora。マレー半島東岸にある港湾都市で,タレー・ルアンと呼ばれる巨大な潟の南端に位置する。付近の平野では稲作ココヤシマンゴーなどの果樹栽培が行われ,丘陵地ではゴム栽培がさかんである。タイ湾沿岸の有数の港として古くから栄え,潟や沿岸における漁業の中心である。付近からはスマトラ島に都を置くスリウィジャヤ王国の文化に属する遺物が出土し,古い時代における東南アジア島嶼部世界との密接な関係が示唆される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソンクラー
そんくらー
Songkhla

タイ南部、ソンクラー県の県都。旧称シンゴラSingora。マレー半島東岸のタイランド湾に連なるソンクラー潟南東端に位置する。人口8万4264、同名の県の人口は125万5662(2000)。古来、沿岸交通の要地で漁業や商業の中心地である。自給的稲作のほか、ゴム栽培や錫(すず)の採掘が重要である。美しい海岸、古い城壁と要塞(ようさい)があり、観光地としても有名である。[友杉 孝]

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