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タルカワノ Talcahuano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タルカワノ
Talcahuano

チリ中南部,太平洋にのぞむ港湾都市。コンセプシオンの北北西約 10km,コンセプシオン湾の南西岸をなす小半島にあり,同市の外港となっている。チリの主要港の一つとして木材,皮革,羊毛,毛皮,石炭などを積出すほか,漁港,海軍基地として重要。工業中心地でもあり,市内には魚缶詰,製粉,石油精製などの工業が立地し,近郊のワチパトには近代的な製鉄所,サンビセンテには化学工場がある。湾内には,19世紀末硝石資源をめぐってボリビア,ペルーとの間に起った戦争中,1879年チリ海軍が激戦ののち捕獲したペルー軍艦『ワスカル』が係留されており,観光客に公開されている。コンセプシオンと鉄道,道路で連絡。人口 24万 6853 (1992推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

タルカワノ(Talcahuano)

チリ中南部、ビオビオ州の港湾都市。州都コンセプシオンの北西郊に位置する外港で、同一都市圏をなす。漁業・水産加工業が盛んで、同国最大のチリ海軍基地が置かれる。

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百科事典マイペディアの解説

タルカワノ

南米,チリ中部,太平洋岸の港湾都市。コンセプシオンの北西約13kmにあり,その外港となっている。チリの最もすぐれた港湾といわれ,海軍の主要基地でもある。精油所,造船所があり,漁業,水産加工業の中心。

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世界大百科事典 第2版の解説

タルカワノ【Talcahuano】

チリ中央部,コンセプシオン市の外港。人口26万0915(1995)。コンセプシオン市はビオビオ川が注ぎ港に適していないが,同市に至近(15km)のタルカワノは自然の良港で,チリ最大の海軍基地でもある。漁業,水産加工業の中心であり,また精油所,海軍用ドックがあり,近くには太平洋製鉄所(CAP)がある。19世紀の太平洋戦争のときにペルー海軍と戦って得たワスカル号が係船されており,博物館となっている。【細野 昭雄】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タルカワノ
たるかわの
Talcahuano

南アメリカ、チリ中南部、第8地域(ビオ・ビオBo-Bo)北西部の都市。第8地域の首都コンセプシオンの外港で、同市の北北西15キロメートルに位置する。人口24万9274(2002国勢調査速報値)。チリ最大の海軍基地があり、製鉄業などの工業が立地し、また漁港としても重要で水産加工業が発展している。[細野昭雄]

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