コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ダイオウ(大黄) ダイオウRheum officinale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダイオウ(大黄)
ダイオウ
Rheum officinale

タデ科の大型多年草。中国の四川,青海,チベット地方原産。高さ 2mに達する。根茎は黄色で太い。この根茎から長い柄のある大きな根生葉を生じ,葉は長さ数十 cmの卵状心臓形である。初夏,茎の頂部に壮大な円錐花序を出し,多数の緑黄色の小花をつける。肥大した根茎を昔から大黄と呼び緩下剤や健胃剤などの薬用にした。近縁のカラダイオウ R. undulatumは中国東北やモンゴルの原産で,古くから同様の目的で奈良県下に栽培されているが,薬効は劣る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ダイオウ【ダイオウ(大黄) rhubarb】

ダイオウ属Rheumは中国,ヒマラヤの高地とアジア内陸のステップに約50種が分布するタデ科の多年草(イラスト)。そのうち数種の根茎が漢方の大黄として利用されるが,種により薬効成分の含量は異なる。また葉柄を食用にするルバーブがある。それらのうちダイオウR.officinale Baill.は太い根茎をもち,根出葉は卵円形で3~7裂,幅30~90cm。葉柄は長く,叢生する。花茎は高さ1~3m,葉状の苞葉があり,分枝し壮大な円錐花序をつける。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のダイオウ(大黄)の言及

【ルバーブ】より

…葉柄を食用にするタデ科の多年草。ショクヨウダイオウ(食用大黄),マルバダイオウ(丸葉大黄)ともいう。原産地はシベリア南部とされているが,ギリシア・ローマ時代にはすでに栽培されていた。イギリスには16世紀に導入されたが,市場に出るようになったのは19世紀になってからである。日本に入ったのは明治初期とされるが,普及するに至っていない。温帯の中北部に適し,暖帯にはむかない。土壌は選ばない。根生する葉は無毛で大きく,心臓形をしている。…

※「ダイオウ(大黄)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ダイオウ(大黄)の関連キーワード雅安

今日のキーワード

阪神園芸

阪神電気鉄道株式会社の子会社で、兵庫県西宮市に本社を置く造園会社。正式名称は「阪神園芸株式会社」。1968年に設立された。環境緑化工事の施工・維持管理、公園植栽などの管理、観葉植物のリースといった業務...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android