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チゴザサ Isachne globosa (Thunb.) O.Kuntz.

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世界大百科事典 第2版の解説

チゴザサ【Isachne globosa (Thunb.) O.Kuntz.】

少し郊外の湿地,溝の中などに群生するイネ科の多年草イラスト)。和名の稚児笹は小さい葉に由来するという。茎は細くやや硬く,基部ははって地下茎となり,節から根を出し,上部は立ち上がってまばらに枝分れし,高さ30~50cmになる。葉は披針形または短い線形で,長さ4~7cm,幅は6mmくらい,質はやや硬く,先はとがり,毛はない。6~8月,茎の頂に長さ3~6cmのまばらな円錐花序を出す。花序の枝は細く,数回分かれて小枝を出し,小型の小穂を星をちりばめたようにつける。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チゴザサ
ちござさ / 稚児笹
[学]Isachne globosa (Thunb.) O. Kuntze

イネ科の多年草。稈(かん)は高さ30~60センチメートル、地上をはう走出枝がある。葉は狭披針(きょうひしん)形で長さ4~7センチメートル。6~8月、稈頂に長さ3~6センチメートルで、小穂柄に淡黄色の腺体(せんたい)がある円錐(えんすい)花序をつける。小穂は長さ2~2.2ミリメートル、ほぼ同じ大きさの2小花があり、ときに汚紫色を帯びる。包穎(ほうえい)は背面が半球形に膨らみ、先は鈍くとがる。北海道から沖縄の湿地、水辺、田んぼに群生し、中国、東南アジア、オーストラリアに分布する。名は、葉がササに似るが、ごく小さいのでいう。近縁種にハイチゴザサがある。[許 建 昌]

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世界大百科事典内のチゴザサの言及

【ネザサ(根笹)】より

…鉢植えとしたり,根じめや土どめに利用する。またケネザサ系の園芸品種には,チゴザサ(稚児笹)cv.Fortuneiがある。小型で葉に白または黄色の縦じまがあって美しい。…

※「チゴザサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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