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1,3-dimethylxanthine.C7H8N4O2(180.17).キサンチン系アルカロイドの一種.テオブロミンの異性体.茶葉に含まれる.N,N-ジメチル尿素とシアノ酢酸エチルを縮合環化してピリミジン誘導体とし,トラウベのプリン合成法に従って誘導する.無色の針状晶.融点270~274 ℃.pKa 8.77(25 ℃).昇華性がある.酸やアルカリに可溶,アルコール類に微溶,エーテルに不溶.N-メチル化によりカフェインとなる.利尿薬として使われるが,その作用はテオブロミンやカフェインより強い.[CAS 58-55-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…中枢神経興奮薬は薬理学的に次のように分類されている。(1)カフェイン類 チャの葉,コーヒーなどに含有されるカフェイン,テオフィリン,テオブロミンなどは化学構造も互いに類似し,共通の薬理作用を有する。カフェインは50~100mgの量で大脳皮質を興奮させ,眠気,疲労感を除去する。…
※「テオフィリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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