テルグ語(読み)テルグご(英語表記)Telugu language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テルグ語
テルグご
Telugu language

インドのアンドラプラデーシュ州公用語として,約 5400万人の話し手をもつ言語ドラビダ語族に属する。カンナダ語の文字と近い文字を古くから有し,最古の碑文は7世紀。 11世紀以来文学を有する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

テルグ語【テルグご】

ドラビダ語族に属する言語でインド公用語の一つ。Telugu。おもに南インドのアーンドラ・プラデーシュ州で話される。最古の資料は633年の碑文。サンスクリット文学の影響により文学を発達させた。南方系ブラーフミー文字の流れをくむテルグ文字により書写される。話し手の数は約4500万人。
→関連項目テルグ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

テルグご【テルグ語 Telugu】

南インドのアーンドラ・プラデーシュ州(人口約4900万)の公用語であるほか,州外のマドラス市やマイソール市,それに東南アジア諸国にも話者をもつ。ドラビダ語族に属し,同語族の中では最も話者人口が多い。文字は,南方系ブラーフミー文字の流れをくみ,カンナダ語とほぼ同じである。サンスクリットおよび中期インド・アーリヤ語の影響をかなり受けており,ことにサンスクリットからの借用語は非常に多い。碑文は6世紀にさかのぼるが,文献としてはナンナヤ(11世紀)による《マハーバーラタ》の翻訳が最古のものである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

テルグご【テルグ語】

ドラビダ語族に属する言語。インド南東部で広く話されており、アーンドラ-プラデーシュ州では州公用語。インドではヒンディー語に次いで話者が多い。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界の主要言語がわかる事典の解説

テルグご【テルグ語】

ドラビダ語族に属する言語。インド南東部のアーンドラ-プラデーシュ州の公用語。話者数は同語族で最多の8000万人。南方系ブラーフミー文字が変化したテルグ文字が使われる。語彙(ごい)にはサンスクリットからの借用語が多い。言語の構造は膠着語に近く、語順日本語に似ている。◇英語でTelugu。

出典 講談社世界の主要言語がわかる事典について 情報

世界大百科事典内のテルグ語の言及

【アーンドラ・プラデーシュ[州]】より

…州都はハイデラバード。1953年に英領時代の旧マドラス州から分離したアーンドラ州に,56年に旧ハイデラバード州の東部を加え,60年にドラビダ語系に属するテルグ語を地方公用語とする言語州として,現在のように再編・成立した。地形は,狭長な海岸平野,東ガーツ山脈の山塊群,デカン高原の楯状地の順に東から西に配列。…

【インド[国]】より

…正式名称=インドBharat∥India面積=328万7263km2(ジャンムー・カシミール(12万1667km2)を含む)人口(1996。ジャンムー・カシミールを含む)=9億5296万人首都=ニュー・デリーNew Delhi(日本との時差=-3.5時間)主要言語=ヒンディー語(公用語),英語(準公用語),テルグ語,アッサム語,マラーティー語,ベンガル語,タミル語など憲法にあげられている17の地方の公用語通貨=ルピーRupee国名はヒンディー語ではバーラトBharatという。インドは北半球に属し,その面積は,ヨーロッパの面積からイギリス,アイルランド,スカンジナビア諸国,ヨーロッパ・ロシアの面積を引いたものにほぼ等しい。…

【ドラビダ語族】より

…ドラビダ語族に属する言語としては,固有の文字と文献とをもち,インドの公用語ともなっている,タミル語,マラヤーラム語,カンナダ語,テルグ語と,文字をもたない18(あるいはそれ以上)の言語とがある。これら諸語は,地域と言語の特徴とに基づいて,北部ドラビダ語,中部ドラビダ語,南部ドラビダ語の三つに大別される。…

※「テルグ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

リベルランド自由共和国

ヨーロッパ南東部のセルビアとクロアチアの国境に位置する、国土7平方キロメートルのミクロ国家。個人と経済の自由を信条として、チェコの経済学者ビト・イェドリチカを中心に2015年より建国が進められてきた。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

テルグ語の関連情報