コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ディック ディック Dick, George Frederick

5件 の用語解説(ディックの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ディック
ディック
Dick, George Frederick

[生]1881.7.21. インディアナフォートウェーン
[没]1967.10.10. カリフォルニアパロアルト
アメリカの医師,細菌学者。夫人のグラディス (細菌学者) と協力して,猩紅熱の原因,予防および治療法を発見した。 1905年シカゴラッシュ医科大学を卒業し同大学教授 (1913~33) ,同医学部長 (33~45) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ディック

米国のSF作家。カリフォルニアを拠点に,SF的設定にそった,分裂症的で被害妄想的な多数の長編と無数の短編を残す。《アンドロイドは電気羊の夢を見るか》(1968年)は,映画《ブレードランナー》(1982年)の原作であり,SF作品の傑作。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ディック【Philip Kendred Dick】

1928‐82
アメリカのSF作家。1960年代には短編の名手として知られたが,やがてユングの思想等に共鳴して,原因と結果の緊密な関係(因果律)を原理とする現実世界の虚妄性に関心を向け,SFの枠を超える問題作を書きだした。枢軸側が第2次大戦に勝利した〈もう一つの歴史〉を易学の応用によって描いた《高い城の男》(1962)でヒューゴー賞を受賞。以後は人間の意識と現実との複雑な関係を独創的な視点から解明しつづけ,注目を集めた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ディック【Philip K. Dick】

1928~1982) アメリカの SF 小説家。現実と虚構の錯綜を主たるテーマとして、擬似現実化した現代社会のありようをいち早くとらえた。代表作「高い城の男」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ディック
でぃっく
Philip K. Dick
(1928―1982)

アメリカのSF作家。1952年からSFを書き始め、57年『宇宙の目』で作家としての地位を確立した。SFの定石的テーマを扱いながら、それを個人の意識の内宇宙的ファンタジーへと転化させて、一種独特の幻想世界を創造する作家。好んで教祖的人物を登場させて、寓意(ぐうい)性を強調するところに特色がある。ヒューゴー賞受賞の『高い城の男』(1962)は、第二次世界大戦にアメリカが負けて太平洋岸諸州が日本に占領されるという設定のストーリーで、東洋哲学の易経が絡み、客観的現実と並置されるもう一つの現実が生まれてくる。ほかに『火星のタイム・スリップ』(1964)、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(1968)、『バリス』(1981)など。[厚木 淳]
『小尾芙佐訳『火星のタイム・スリップ』(ハヤカワ文庫) ▽浅倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(ハヤカワ文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のディックの言及

【異次元】より

…これを〈パラレルワールドparallel world〉と呼び,ブラウンF.Brownの《発狂した宇宙》(1949)はそうした平行世界の望む部分へ旅行できる夢物語である。一方,現代SFではディックの《流れよ我が涙,と警官は言った》(1974)のように,不条理の世界に追い込まれた人間を扱う上で平行世界の理論を使ったものが流行している。また,歴史の分岐点で異なった方向へ進めば,平行世界の一つに出るだろうと想像するのが〈もう一つの歴史テーマ〉で,やはりディックの《高い城の男》(1962)は,第2次世界大戦において連合国軍が敗北し,日本とドイツにアメリカが占領されている世界を舞台にしたこのテーマの傑作として知られており,一般に歴史SFと呼ばれるものはこの設定による作品が多い。…

※「ディック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ディックの関連キーワードアメリカの声アメリカ杉アメリカン亜米利加あめりか物語遠いアメリカアメリカの没落アメリカの夢アメリカ アメリカアメリカの影

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ディックの関連情報