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トネリコ トネリコ Fraxinus japonica

4件 の用語解説(トネリコの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トネリコ
トネリコ
Fraxinus japonica

モクセイ科の落葉高木。サトトネリコともいう。本州中部以北に広く分布し,庭木にも栽植されるが,水湿地を好むので田のあぜなどに植えられ,収穫した稲束を干すために利用されている (これを地方によっては稲架〈はさ〉と呼ぶ) 。

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百科事典マイペディアの解説

トネリコ

モクセイ科の落葉高木。本州中〜北部の湿気のある山野にはえ,稲架木(はさぎ)として田のあぜにも植えられる。葉は対生し,長楕円形で鋸歯(きょし)のある小葉5〜7枚からなる羽状複葉

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世界大百科事典 第2版の解説

トネリコ【Fraxinus japonica Bl.】

モクセイ科の落葉高木で,北陸地方では田のあぜに稲架木(はざぎ)として植えられ,タモノキともいう(イラスト)。高さ15m,直径60cmに達し,幹の樹皮は淡褐灰色を呈する。当年枝は太く,断面が四角く角張る。葉は対生し,奇数羽状複葉で,小葉は5~9個,長卵形で長さ5~15cm。4~5月,当年枝端に円錐花序をつける。雌雄異株で花に花冠はなく,雌花にはめしべとときに2本のおしべ,雄花には2本のおしべがある。秋に長さ3~4cmの倒披針形の翼果ができる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トネリコ
とねりこ / 土禰利古
[学]Fraxinus japonica Bl.

モクセイ科の落葉高木。高さ6~15メートル。樹皮は滑らか灰白色、枝は太い。葉は対生し、奇数羽状複葉で長さ20~30センチメートル。小葉は5~9枚、卵形または長楕円(ちょうだえん)形で長さ5~15センチメートル、先はとがり、縁(へり)に浅く切れ込む鋸歯(きょし)がある。裏面の主脈に開出した白毛があり、小葉が葉軸につく節に褐色の毛がある。雌雄異株。4~5月、枝先に円錐(えんすい)花序をつくり、細かい淡褐色の花を多数開く。花弁はなく、萼(がく)は4裂して小さい。雄花には雄しべ2本、雌花には雌しべ1本がある。果実は倒披針(ひしん)形で長さ3~4センチメートル、狭長な翼があり、垂れ下がる。山間の湿地に生え、中部地方以北の本州に分布する。北陸地方には、果実が細く、幅約5ミリメートルの近縁種ナガミトネリコがある。材は緻密(ちみつ)で強く、粘りがあるので、ラケットの枠など運動用具材に用いられ、農具の柄(え)、家具材ともする。北陸地方では、田の畦(あぜ)に稲架木(はさぎ)として植える。
 トネリコ属は約70種あり、北半球に広く分布する。日本には、ほかにアオダモ、シオジ、ヤチダモなどが分布する。[小林義雄]

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世界大百科事典内のトネリコの言及

【イグドラシル】より

…北欧神話にあらわれるトネリコの宇宙樹。ユッグドラシルともいう。…

【木】より

… このような宇宙軸の観念は前3000年から前4000年ころにすでにあり,樹木にかぎらず,柱,棒,塔,山はみなこのシンボリズムを共有する。その代表的なものはスカンジナビアに伝わる〈エッダ〉の中にうたわれたイグドラシルと呼ばれるトネリコの木である。これは天,地,地下という三つの宇宙領域の中心に立ち,運命の3女神がこの木に運命の泉ウルドの水を与える。…

【生命の樹】より

…イスラムにおいても,楽園の中央にある樹木シドラは,こうした観念の所産と考えられる。さらに北欧神話に登場するイグドラシルは,ウルズの泉の上にそびえる常緑のトネリコであるが,すべての生命の源泉であり,世界の秩序と運命を支配する木であるという点で,〈生命の樹〉とみなされる。この木の梢には1羽のワシが座を構え,ニーズホッグという竜がその根をかみ,4頭のシカがその枝の若芽を食い,1匹のリスが木を上ったり下りたりしてワシの語ることを根元の竜に伝えているという。…

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