ドキュメンテーション(英語表記)documentation

翻訳|documentation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドキュメンテーション
documentation

一般には文書管理の技術全般を意味するが,狭義にはコンピュータプログラムについてのデータの文書化,特にシステムの内容を他の人にわかるように詳しく説明した資料を作ることをいう。システムに要求される内容,システム設計の詳細などに関してのドキュメンテーションは,使用者や保守者にとって,また長年にわたるシステムの管理と改善のために必要なものであるが,しっかりしたドキュメンテーションを行うことはシステムの設計製作以上に時間と経費を必要とする。

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百科事典マイペディアの解説

ドキュメンテーション

文献情報学情報管理とも。情報の伝達を円滑に行うために,情報を記録・組織・利用する一連の技術。科学文献が豊富になり,それらを十分活用する必要から発達。情報を生産・流通させる者,それらを利用する者,いずれの側からもその場に応じた情報の管理や整理が重要とされ,データベースの構築へと発展する。→情報検索

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大辞林 第三版の解説

ドキュメンテーション【documentation】

文書・証拠書類・資料などを提示すること。文献情報活動。
記録などを体系的に整理し、文書化すること。

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図書館情報学用語辞典の解説

ドキュメンテーション

専門知識の記録,組織化,提供の過程,またそのための技術.特に,科学技術文献など専門性の高い資料の収集,蓄積,検索,配布を中心とし,中でも書誌記述と主題分析が重視される.この語を生み出したドキュメンテーション運動は,専門家の要求への対応を主眼としたものであり,図書館活動に対する一種の改革運動である.19世紀末にオトレらの始めた世界規模の書誌作成のための国際協力計画に端を発し,国際十進分類法国際情報ドキュメンテーション連盟を生んだ.米国では,1930年代から当時の新しい複製技術であるマイクロフィルムを中心として,ドキュメンテーションの研究開発が行われた.この流れをくむ集団は,第二次大戦後に情報検索研究へと向かい,情報学の成立の際の母体となった.1970年頃を境に,ドキュメンテーションという語に代わって「情報」が使われるようになった.なお,ドキュメンテーションは,情報システム開発において仕様書などの作成や管理の意味で用いられる場合もある.

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世界大百科事典内のドキュメンテーションの言及

【図書館】より

…また広く国立国会図書館をはじめ,立法,司法,行政の政府機関に付設されている専門資料室,企業体や特殊法人組織に設置されている図書館なども機能的には専門図書館の働きをする。専門図書館の扱う資料は学術雑誌,紀要などに掲載される論文内容が重視されるため,そのサービス業務はドキュメンテーション(情報管理)という名で呼ばれる場合が多い。海外ではこのような動向が著しく,たとえばアメリカ,マクミラン社の《国際社会科学百科事典》(1968)では,すでに〈図書館〉の項目は〈情報検索〉という大項目の中に包括される小見出しにすぎない。…

※「ドキュメンテーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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