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ニキアス ニキアス Nikias

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニキアス
ニキアス
Nikias

前4世紀末,アレクサンドロス大王の時代からディアドコス時代にかけて活躍したギリシアの大画家。有名なエウフラノル孫弟子で,アッチカ派の最後を飾った。大彫刻家プラクシテレスの彫刻に彩色を施して栄誉を受けたともいわれる。

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ニキアス
ニキアス
Nikias

[生]前470頃
[没]前413. シチリア
古代ギリシア,アテネの政治家,将軍。莫大な富を有していたといわれる。ペロポネソス戦争に際して,最初の 10年間すぐれた司令官として名を揚げる一方,好戦主義に反対してスパルタとの和平締結に努力し,好戦派の指導者クレオン,スパルタの有能な将軍ブラシダスの死後,前 421年に「ニキアスの平和」を成立させた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ニキアス【Nikias】

?‐前413
古代アテナイの軍人,政治家。鉱山奴隷1000名を賃貸して商工業経営に関与するなど,ペリクレス以後に台頭した新しいタイプの政治家の一人。前427年将軍に選出されてメガラ領ミノア島を占領,翌年聖島デロスの清めを行った。前425年スパルタ軍をピュロス湾内のスファクテリア島に包囲したが,勝利を決定できないまま政敵クレオンの痛烈な批判を許し,彼に指揮権を譲って名を成さしめた。クレオンの死後,前421年にスパルタとの間に五十年和約(いわゆる〈ニキアスの平和〉)を締結したのもつかのま,アルキビアデス一派の西方拡大政策に引きずられて前415年,不本意ながら将軍の一人としてシチリア遠征に参加した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニキアス
にきあす
Nikias
(前470ころ―前413)

古代ギリシアの政治家、将軍。アテネの穏健派の富裕者で、クレオンら好戦的な極端民主派と対立した。ペロポネソス戦争においてスパルタとの和平を望み、紀元前421年、「ニキアスの平和」とよばれる休戦条約を結んだ。しかし前415年、彼の反対にもかかわらず、シチリア遠征が決議され、彼も指揮官の1人に選ばれた。前413年、シラクーザ攻囲戦に敗れ、優柔不断な指揮から退却にも失敗、投降して処刑された。[篠崎三男]

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