ニューファンドランド(英語表記)Newfoundland

翻訳|Newfoundland

デジタル大辞泉の解説

ニューファンドランド(Newfoundland)

カナダ東端にある島。付属島やラブラドル半島とともにニューファンドランド‐アンド‐ラブラドル州をなし、州都セントジョンズが所在。1583年に英国初の植民地となり、1949年からカナダ領。周囲の海域は霧と氷山が多く、南東方には大漁場のグランドバンクスがある。

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犬&猫:ペットの品種がわかる事典の解説

ニューファンドランド【Newfoundland】

カナダのニューファンドランド島原産の大型犬。水掻きのついた指があるため泳ぎが得意で、水難救助犬としても活躍している。1919年に20人が乗った救命ボートを陸まで引いていった記録がある。JKCでは、第2グループ(使役犬)に分類する。

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大辞林 第三版の解説

ニューファンドランド【Newfoundland】

◇ カナダの大西洋岸にある島。世界屈指の漁場に恵まれ、タラ漁業が盛ん。イギリス自治領であったが1949年カナダと合併し、本土のラブラドル半島の東端部とともにその一州となる。州都、セントジョーンズ。
犬の一品種。ニューファンドランド島原産。体高65~70センチメートル。泳ぎが非常に巧みで耐久力に富み、水難救助犬として有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニューファンドランド
にゅーふぁんどらんど
Newfoundland

カナダ東端の州。同名の島とそれに付属する多数の小島、および1809年属地となったラブラドル半島の一部よりなる(ニューファンドランド・ラブラドル州ともいう)。面積37万0501.69平方キロメートル、人口51万2930(2001)。州都はセント・ジョンズ。人口の9割以上がニューファンドランド島に、約59%が都市域に集中している。1949年3月に10番目の州としてカナダ連邦に加入した。気候が寒冷でしかも露出岩が多いため、土地は不毛で耕作に適さず、住民の大半は漁労と自然林の伐採に従事している。島の南東方海面のグランド・バンクスは世界有数の漁場で、同国の約3分の1の漁獲高を占めている。19世紀以降、鉄、鉛、亜鉛、銅などの鉱産資源が注目され、とくにラブラドルの鉄鉱石による鉱業は同国全生産高の31%を占め、州第一の産業となっている。また1979年にはグランド・バンクスに大油田が発見され、連邦政府と州が共同で資源開発にあたっており(完成時日産12万5000バレル)、その将来性が期待されている。パルプ・製紙工業、魚類加工のほか、石油化学、輸送用機械製造などの諸工業が発達している。ラブラドルのチャーチル滝には大規模な水力発電所がある。[山下脩二]

歴史

1583年、イギリス人航海家ギルバートSir Humphrey Gilbert(1537?―83)が同島の領有を宣言してイギリス初の海外植民地となったが、フランスも権利を主張し、1713年ユトレヒト条約でイギリス領と認められた。世界有数の漁場を沖合いに有して漁業の根拠地として発展し、1855年には大幅な自治が認められた。カナダ(連邦)への参加を勧められるが、イギリス本国との一体感が強く、財政的困窮もあずかって、長くイギリス領植民地としてとどまり、ようやく1949年3月、自由党のJ・スモールウッドの指導下にカナダの一州となった。[大原祐子]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ニューファンドランド

(Newfoundland) カナダ南東端、ニューファンドランド島と本土のラブラドル半島東部のラブラドル地方からなる州。州都セントジョンズ。沖合にグランドバンクがあり、タラ・ニシン漁が盛ん。一五八三年イギリスの植民地となり、一九四九年カナダに編入、翌年、州となる。

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