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ネオンサイン ネオンサイン neon sign

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デジタル大辞泉の解説

ネオン‐サイン(neon sign)

ネオン管を用いた装飾的な文字や絵。ネオンの赤、アルゴンの紫、ヘリウムの白、水銀の青色など、封入するガスによって色が変化するので広告などに利用される。

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百科事典マイペディアの解説

ネオンサイン

ネオン管灯を曲げて文字や図形を作り,看板,広告,表示等に利用するもの。ネオン管灯はグロー放電の陽光柱を利用する冷陰極放電灯で,細長いガラス管の両端に電極があり,ネオンなどの低圧の不活性ガスまたは水銀を封入,ネオントランスを用いて点灯する。
→関連項目イルミネーション放電灯

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世界大百科事典 第2版の解説

ネオンサイン【neon sign】

ネオン管を曲げてつくった広告または標示。主としてネオンガスのグロー放電の陽光柱によって橙赤色に発光する管形の放電ランプをネオン管といい,同じ形式の水銀(発光色は青緑),ヘリウム(赤みを帯びた黄),窒素(黄)などのグロー放電ランプも含まれる。また水銀封入の青緑発光のネオン管の内壁に,各種の蛍光物質を塗布した各色の蛍光ネオン管も現在普及している。ネオンサインはこれらネオン管を,広告しようとする文字や絵の形に曲げて点灯するもので,その色と華やかさにおいて電気広告媒体の花形といえる。

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大辞林 第三版の解説

ネオンサイン【neon sign】

ネオン管を利用した広告・装飾・標示など。ネオン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネオンサイン
ねおんさいん
neon sign

赤、緑、青、白などの光を出すネオン管を、ネオン変圧器で点灯し、点滅器または調光器で、文字や色の点滅変化を行う電気サインの一種。建物の屋上などに設置され、広告の手段として使用される。ネオンサインに使用するネオン管は、細長いガラス管の両端に電極を設け、ネオンガスまたは水銀とアルゴンの混合物を封入した放電灯で、グロー放電による陽光柱部分の発光を利用する。ガラス管には透明ガラス管、透明ガラス管の内壁に蛍光体を塗布した蛍光管、着色ガラス管および着色ガラス管の内壁に蛍光体を塗布した着色蛍光管の4種類がある。
 赤色は透明ガラス管にネオンガスを封入してあり、青色は透明ガラス管に水銀・アルゴンガスを封入し、緑色は緑の蛍光管に水銀・アルゴンガスを封入して色を出す。
 放電灯の研究は1850年ごろにつくられたガイスラー管に始まる。これを用いてドイツやフランスで放電現象や蛍光現象の研究が行われた。その後、1872年にクルックス管の考案があるが、放電現象を利用した最初の光源は、1893年ムーアDaniel McFarlan Moore(1869―1936)のムーア管である。しかし、これは取扱いの不便さから実用・普及に至らなかった。1910年G・クロードがパリでネオン管を展示し、続いて1918年A・クロードAndr Claude(G・クロードの従兄弟(いとこ))がパリの街路にサイン用ネオン管を点灯し実用化した。その後、著しく発展し広告用として普及した。
 日本で最初の本格的なネオンサインは、1926年(大正15)7月東京・日本橋白木屋(後、東急百貨店日本橋店。1999年1月閉店)の屋上広告である。
 ネオンサインは、通常、巻線型ネオン変圧器やインバーター式ネオン変圧器で点灯される。二次無負荷電圧は、1万5000ボルト以下各種あり、短絡電流は普通型で20ミリアンペア、高輝度用で40ミリアンペア前後である。点滅器は変圧器の一次側(低圧側)に設備され、回転ローラー上の銅板の刻みによって、種々の点滅が行われる。点滅の基本的なものとして、常点(全点)、全消、順点、順消、走り点滅(点滅のある段階が移動してついていく)、影送り点滅(ついていない部分が順に送られていく)、二方向の点滅(縦・横二方向の点滅をする)およびランダム点滅がある。サイリスタを用いた調光装置で、赤、緑、青のネオン管をそれぞれ独立に調光すると、色が徐々に移りゆく変化をして、美しい色を出すことができる。
 特殊なネオン管として、管中にさらに細管を多数入れて放電路を変化させるものや、パラフィンとナフタレンの混合物を混ぜ、光を揺らせるものなどがある。
 日本では2007年(平成19)ごろからネオンサインの分野にも省エネルギー光源としてのLED(Light Emitting Diode=発光ダイオードの略)の使用が、チャンネル文字(奥行があって立体的に見える)の背面照明用あるいは内部光源用にネオン管にかわって増え始め、ビル壁面の装飾に効果をあげている。[高橋貞雄・小原章男]
『照明学会編・刊『照明技術の発達とともに 照明学会75年史』p.141(1991) ▽全日本ネオン協会編『ネオンサインの知識と実務』(2000・オーム社)』

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