共同通信ニュース用語解説 「ノグチゲラ」の解説
ノグチゲラ
翼長15センチほどのキツツキで沖縄県北部の森林地帯にしかいない固有種。国の特別天然記念物に指定されている。照葉樹林に暮らし、大木に穴を掘って営巣する。森林伐採や農地開発などによって生息地の破壊と分断が進み、1960~90年代に個体数が激減した。雄は地上で昆虫などの餌を捕るためマングースや野生化したネコなどに襲われやすい。環境省は、ごく近い将来絶滅する危険性が極めて高い種としている。90年代の調査では数は最大500羽とされたが現在の生息数など詳しいことは分かっていない。
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