淡い(読み)アワイ

  • あわ・い〔あはい〕

デジタル大辞泉の解説

[形][文]あは・し[ク]
色や味などが際立たず、薄い。「―・い水色」「―・い味付け」⇔濃い
形や光などがぼんやりしている。かすかである。「―・く雲がかかる」「―・い冬の日差し」
執着や関心が少なくてあっさりしている。ほのかである。「―・い恋心」「―・い期待」
軽薄である。軽々しい。
「なのめなることをだに、少し―・き方に寄りぬるは、心とどむるたよりもなきものを」〈澪標
[補説]近世以降、シク活用の例もみられる。
「五の交はりの中に淡々とあはしき交はりあり」〈其角十七回
[派生]あわさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

[文] ク あは・し
色・味・香りなどが薄い。 ⇔ 濃い - ・い水色 - ・い甘さ
形や光などがぼんやりした状態だ。かすかである。ほのかである。 - ・い雲 街灯の-・い光
関心や執着の度合が薄い。 - ・い恋心 - ・い希望
軽薄だ。軽々しい。 なのめなる事だに、少し-・きかたに寄りぬるは、心とどむる便もなきものを/源氏 澪標
[派生] -さ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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