コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ノリス ノリス Norris, Frank

8件 の用語解説(ノリスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノリス
ノリス
Norris, Frank

[生]1870.3.5. シカゴ
[没]1902.10.25. サンフランシスコ
アメリカの小説家。本名 Benjamin Franklin Norris。青年時代に画家を志してパリに渡ったが,まもなく帰国,カリフォルニア,ハーバード両大学に学び,サンフランシスコで記者となる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

ノリス
ノリス
Norris, George William

[生]1861.7.11. オハイオサンダスキー
[没]1944.9.2. ネブラスカマックック
アメリカの政治家。弁護士を経てネブラスカ州で政界に入り,1902年連邦下院議員。次いで 12年連邦上院議員に当選。孤立主義的立場に立って海外進出政策に批判的な態度をとり,他方でダム建設など公共事業に深い関心を寄せ,テネシー川流域開発公社 TVAの実現のために尽力した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

ノリス
ノリス
Norris, John

[生]1657. コリンバーンキングストン
[没]1711. ビマートン
イギリスの哲学者。ケンブリッジ・プラトニストに属し,またデカルトマルブランシュ哲学の研究者。主著は英知界の存在を論じた『観念的・英知的世界の理論への試論』 An Essay Towards the Theory of the Ideal or Intelligible World (2巻,1701~04) ,ロックを批判した『〈人間悟性論〉考察』 Reflections upon a Late Essay Concerning the Human Understanding (1690) ,「内なる光」を論じた『神の光についての二講』 Two Treaties Concerning the Divine Light (92) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ノリス(Frank Norris)

[1870~1902]米国の小説家。ゾラ社会進化論の影響を受け、米国における自然主義文学の先駆者となった。小説「マクティーグ」、評論「作家の責任」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ノリス

米国の作家。ゾラの影響下に大学時代書いた《マクティーグ》が1899年に発表され,自然主義作家として成功。ボーア戦争米西戦争の報道に携わって社会問題への関心を深め,米国の自然と経済を扱う三部作《小麦の叙事詩》に取りかかったが,《オクトパス》(1901年),《小麦相場》(1903年)のみで病死した。
→関連項目ハウエルズ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ノリス【Franklin Norris】

1870‐1902
アメリカの小説家。シカゴの富裕な宝石商の子として生まれ,サンフランシスコで育った。2年間のパリ生活ののちカリフォルニア大学ハーバード大学で学んだ。サンフランシスコで記者となり,週刊誌《ウェーブ》で精力的に活躍したが,1898年海洋冒険小説レディ・レッティ号のモラン》で注目され,ニューヨークに移った。ついで発表した《マクティーグ》(1899)では,遺伝と環境の力によって破滅する人間の姿を描き,自然主義文学の旗手となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ノリス【Frank Norris】

〔本名 Benjamin Franklin N.〕 (1870~1902) アメリカの小説家。ゾラの影響を受け、アメリカ文学に自然主義を導入した。代表作「章魚たこ」「死の谷」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ノリス
のりす
Frank Norris
(1870―1902)

アメリカの小説家。正式には、Benjamin Franklin Norris。アメリカ自然主義文学の先駆者。シカゴの富裕な宝石商の子として生まれ、幼時サンフランシスコに移住。14歳のときパリに遊学、帰国後1890年にカリフォルニア大学に入学、学内誌に短編を発表し、『マクティーグ』(1899刊)に着手、1894年にハーバード大学の聴講生になり、『バンドーバーと野獣』(1914、没後刊)を書き始める。1895年に新聞記者として南アフリカに行くが病を得て1896年に帰国、以後、サンフランシスコの週刊紙『ウェーブ』の記者として活躍する一方、処女作『レディ・レティ号のモラン』(1898)を発表し、作家としての地位を確立した。ノリスはゾラや社会進化論の影響を受け、遺伝と環境の力によって破滅する人間の姿を描いたが、同時に、壮大な冒険を好むロマンス作家の一面もあった。この特質は「小麦三部作」のうち、鉄道資本と西部農民の抗争を扱った叙事詩的小説『オクトパス(たこ)』(1901)、シカゴの小麦取引を描く『小麦取引所』(1903)に顕著であるが、第三部『狼(おおかみ)』はノリスが夭折(ようせつ)したため完成しなかった。文学理論として、文体よりも真実を語ることを重視するノリスの主張は、評論集『作家の責任』(1903)にまとめられている。[井上謙治]
『八尋昇訳『オクトパス』(1983・彩流社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のノリスの言及

【アメリカ文学】より

… リアリズム全盛時代の文壇の大御所はW.D.ハウエルズである。彼は《アトランティック・マンスリー》誌の編集者などとしてトウェーンやH.ジェームズらの作品を世に送り出したばかりか,ノリス,S.クレーンなどの若い作家の育成にも努めた。ジェームズは,ヨーロッパに住むアメリカ人という国際的な状況と,ホーソーン的倫理観とを心理主義的に作品化することに優れ,《ある婦人の肖像》(1881)などを発表した。…

【鉄道】より

… 同じことはイギリス以外の国でもみられる。アメリカでは西部開拓の先頭に立った鉄道に対し,素朴な敬意を表し,機関車の力と躍動美を詩でたたえたホイットマンがいた反面,大陸横断鉄道を大地と庶民の血を吸ってふくれ上がる醜悪な〈タコ〉(F.ノリスの小説(1901)の表題である)にたとえる者もいた。トルストイは《アンナ・カレーニナ》(1875‐77)の中で,鉄道を神意の代行者として描いたが,ゾラは《獣人》(1890)において,個人の意志とは無関係に遺伝と環境によってはじめから決定づけられている人間を,破滅に向かって暴走する機関士もいない列車,それにまったく気づかない酔っぱらった乗客として描き,機関車を生物学的決定論の化身として登場させた。…

※「ノリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ノリスの関連キーワードストリングスリーンバーンノンバンクバンキングリングメンバーヘップバーンスプリングスストーンバーグボンバーキングローリング・ストーンキングストンバルブヒーリングストーン

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ノリスの関連情報