出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
西アフリカで広く話されるアフリカ最大の言語の一つ。話し手の中心はナイジェリア北部の民族集団ハウサで、2000万人近く、そのほかに共通語として解する人口は800万人ともいわれる。系統論的には、多数の群小言語とともにチャド語派を形成し、さらにアラビア語などのハム諸語などとともにアフロ・アジア語族をなす、とする説が有力になっている。音韻面からみると、母音は五つ(ただし長短がある)、子音は二十数個でやや多いほうで、アクセントは高低アクセントである。名詞は単数、複数の区別があり、単数には男性、女性の区別がある。文字は、かつてはアラビア文字が一般的であったが、現在ではローマ字を用いるのが普通である。
[湯川恭敏]
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…おもに西アフリカのナイジェリア北西部からニジェール南部にかけて住む一大民族。人口は約1000万で,この地域最大の民族であるが,フルベ(フラニ)族の半数(約250万)が同じ地域に住み,支配階級となっている。この支配階級としてのフルベ族はハウサ語を話し,ハウサ文化に同化している。ハウサ語はアフロ・アジア語族のなかのチャド諸語の一つである。イスラム文化の影響で宗教や技術に関する語彙はアラビア語からの借用が多くみられる。…
…人口は約1000万で,この地域最大の民族であるが,フルベ(フラニ)族の半数(約250万)が同じ地域に住み,支配階級となっている。この支配階級としてのフルベ族はハウサ語を話し,ハウサ文化に同化している。ハウサ語はアフロ・アジア語族のなかのチャド諸語の一つである。…
※「ハウサ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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