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バナト

百科事典マイペディアの解説

バナト

ルーマニア西部からセルビアボイボディナ自治州の一部にかけての地方。歴史的には,北と南をムレシュ川ドナウ川,東と西をトランシルバニア山脈とティサ川に囲まれた地域をさす。

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世界大百科事典 第2版の解説

バナト【Banat】

東ヨーロッパの地域名。歴史的には北はムレシュ川,西はティサ川,南はドナウ川,東は西カルパチ山脈に囲まれた方形の地域を指し,現在はその大部分がルーマニア,一部がユーゴスラビアに属している。ルーマニア語ではバナトゥルBanatul,セルビア語ではバナートBanat,ハンガリー語ではバーナートBánátまたはバーンシャーグBánság。この地名は南スラブ語のバンban(〈主人〉〈支配者〉の意)に由来し,バンの支配領域を指していた。

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世界大百科事典内のバナトの言及

【ルーマニア】より

…両公国は隣接し互いに多くの社会的共通性をもちながらも,ミハイ勇敢公が1600年にごく短期間統一した時期を除けば,19世紀中葉まで別個の国家をなしていた。もっとも中世以来ワラキアとモルドバ,それにトランシルバニアバナトなどの諸地方に住むルーマニア人は,同一の言語を話す同族意識をもちつづけ,中世の年代記にもそのような記述がある。 ところが18世紀後半,まずトランシルバニアのルーマニア人の間に民族運動が起きると,そのような同族意識は一つの政治理念にまで高められることになった。…

※「バナト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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