コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パシオン パシオン Pasiōn

2件 の用語解説(パシオンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パシオン
パシオン
Pasiōn

[生]?
[没]前370
古代ギリシアアテネの銀行家,製造業者。奴隷の出自で,解放奴隷からアテネ市民となった。経済活動はデモステネスの弁論とイソクラテスの著作によってよく知られ,銀行と楯製造より巨額の収入を得,アテネ最大の銀行家となり,20の所領と 40タレント余の遺産を残した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

パシオン【Pasiōn】

?‐前370
前4世紀初頭のアテナイを代表する富豪。銀行と盾製作場とを経営し,とくに貨幣の貸付けを通じて巨富を積んだ。もともと両替商に使役された奴隷であったが,その働きによって解放され,自ら両替業を営んで蓄財し,それを基にアテナイ国家に多額の拠金を行い,その功によって特別にアテナイ市民権を与えられた。彼の資産の規模と運用の実際については,デモステネスの法廷弁論に関連の記事があり,富裕市民の家産のあり方を示す好例として,ギリシア経済史の貴重な史料をなしている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

パシオンの関連キーワードアイスキネスアテナイアルキフロンカリクラテスニケヒッパルコスペルシア戦争レーガー:左手のための4つの特別な練習曲/piano soloクサンティッポス辺鸞

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

パシオンの関連情報