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パソコン通信 ぱそこんつうしん

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

パソコン通信

パソコンやワープロ端末から、モデムと電話回線を使ってホストコンピューターに接続し、情報交換を行う通信サービスのこと。インターネットが普及する以前は、電子メールやBBSチャットが行えるために人気があったが、インターネットと異なり、パソコン通信サービスのホストコンピューターにある情報しか得られないことから少しずつ需要が減り、現在ではほとんどのパソコン通信サービスが運営を停止している。

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パソコンで困ったときに開く本の解説

パソコン通信

 インターネットを利用せず、独自の規格で通信を行い、会員向けにサービスを提供する仕組みのことです。ほとんどのパソコン通信サービスは管理の容易さや維持コストの安さから、インターネットに移行しています。

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について | 情報

デジタル大辞泉の解説

パソコン‐つうしん【パソコン通信】

パーソナルコンピューター間で、電話などの通信回線を介して情報の送受信を行うこと。
[補説]通信会社のホストコンピューターに接続している会員同士でのみ通信が可能となる。インターネットの普及により現在は衰退。→インターネット

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百科事典マイペディアの解説

パソコン通信【パソコンつうしん】

パーソナルコンピューター間を電話回線で結び互いに情報やデータをやり取りする仕組み。会員制組織を形成してパソコン通信サービス会社にホストコンピューターを設置し,ユーザーは各地に設けられた窓口回線であるアクセスポイントを通じてホストに接続する。
→関連項目移動通信ATM課金コンピューターウイルス全二重通信双方向通信データ通信非同期通信フリーソフトウェアホスト・コンピューターログ

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IT用語がわかる辞典の解説

パソコンつうしん【パソコン通信】

パソコンをモデムに接続し、電話回線を通じてデータ通信を行う会員制サービス。電子メール電子掲示板などを利用できる。日本では1980年代後半から1990年代前半に全盛を迎え、インターネットの普及とともに利用者数が減少した。代表的な商用サービスとして、日本のNIFTY-Serve(ニフティサーブ)、PC-VAN(ピーシーバン)、アスキーネット、アメリカのAOLCompuServe(コンピュサーブ)などがあった。

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大辞林 第三版の解説

パソコンつうしん【パソコン通信】

インターネットが普及する以前に、パーソナル-コンピューターどうしが電話回線などを経由してホスト-コンピューターに接続し、情報を交換した通信サービス。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パソコン通信
パソコンつうしん
personal computer communication

パーソナル・コンピュータモデムを用い,公衆回線を通じてホストコンピュータに接続し,そのサーバに蓄積された電子メールや電子掲示板 BBSなどを利用して,情報交換を行なうシステム。1980年代に始まり 2000年代初めにインターネットに合流して消えた。インターネットが開かれたネットワークであるのに対し,パソコン通信は参加会員のかぎられた,ホストコンピュータを中心とした閉じたネットワークであるのが特徴。おもなサービスは,(1) 会員同士の電子メール,(2) 不特定多数の利用者が書き込める掲示板を通じて情報交換をする BBS,(3) ホストコンピュータと接続中の複数利用者間で,リアルタイムの通信で会話を行なうチャット,(4) データベース・サービス,(5) 利用者間でソフトウェアの登録・配布を自由に行なうプログラム配布サービス。アメリカ合衆国の西海岸で始まり,日本では 1980年代初期に非商用の草の根ネットが始まった。1985年電気通信事業法が改正されてモデムの回線接続が法律的に可能になると,大手業者がパソコン通信の商用サービスに参入し,日本電気系の PC-VAN富士通系の NIFTY-Serveなどが活動を始める一方,草の根ネットも爆発的に増えた。しかし,1990年代後半からはインターネットにのみ込まれ,2000年代には姿を消した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パソコン通信
ぱそこんつうしん

コンピュータなどの端末とホスト(中央)コンピュータの間を、電話などの通信回線を経由して接続し、データ通信を行うことで情報をやりとりして、掲示板や電子メール、ファイルのアップロード/ダウンロードなどのコミュニケーションを行うことができるサービス。インターネットとは異なり、基本的に端末はホストコンピュータとのやりとりしかできず、他のユーザーとのやりとりはすべてホストコンピュータに保存されたデータを介するものであった。1980年代前半に個人レベルで運営するサービスが登場し始め、1980年代後半から大手のサービスが始まり、1990年代なかばまで隆盛を誇った。日本ではおもにNECの提供するPC-VAN(ピーシーバン)(現、ビッグローブBIGLOBE)と富士通・日商岩井の提供するNifty serve(ニフティサーブ)(現、Nifty)がそれぞれ数百万単位の会員を獲得して普及していた。アメリカではCompuServe(コンピュサーブ)とAOL(America Online)が多くの会員を集めた。インターネットの普及に伴い徐々に会員数を減らし、2000年代に入るといずれもインターネットサービスプロバイダーとしての事業に移行し、その役目を終えた。[編集部]

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