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パダン Padang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パダン
Padang

インドネシア,スマトラ島中央部,インド洋にのぞむ港湾都市。スマトラバラット州の州都。背後にバリサン山脈が迫る狭い海岸平野に位置する。年平均気温 27℃,年降水量 4172mm。肥沃なパダン高原後背地として,同島西岸の主要港となっている。南方に外港トゥルクバユールをもつ。ゴム,コーヒー,コプラセメントなどを積出す。高台からのインド洋の眺めは美しい。ミナンカバウ族の伝統的な料理である「パダン料理」で知られる。西スマトラの政治・経済の中心地として発展しており,近年人口が急増している。人口 48万 922 (1980) 。

パダン

カルタップ」のページをご覧ください。

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デジタル大辞泉の解説

パダン(Padang)

インドネシア、スマトラ島中部西岸の港湾都市。西スマトラ州の州都。パダン高原一帯は農業が盛んで、米、コプラ、茶、ゴムを産する。農産物は近郊の炭田からの石炭とともに同島西岸最大の港から積み出される。ミナンカバウ人が多く居住し、パダン料理発祥の地として知られる。

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百科事典マイペディアの解説

パダン

インドネシア,スマトラ島西岸,インド洋に臨む港湾都市。西スマトラ州の州都。スマトラで最も古くから開け,かつ伝統文化の中心で人口稠密(ちゅうみつ)なミナンカバウ高原の門戸をなす。
→関連項目スマトラ[島]

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世界大百科事典 第2版の解説

パダン【Padang】

インドネシア,スマトラ島西海岸中部の港市。人口72万2000(1996)。インド洋に臨み,西スマトラ州都。パダン河口にあり,赤道に近く(南緯0゜59′),高温多湿で年雨量は平均4000mmを超える。このためパダン川はしばしばはんらんするが,全体的には不健康地でない。北にバリサン山脈のメラピ,シンガランの火山を望み,マニンジャウ,シンカラなどの火山湖を控えて風景は美しい。スマトラで最も古く開けて伝統文化の中心であるミナンカバウ高原への入口にあたる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パダン
ぱだん
Padang

インドネシア、スマトラ島中部西海岸のインド洋に臨む港湾都市。中部スマトラ第一の都市で西スマトラ州の州都。人口47万7344(1990)。赤道直下に近いため高温多湿、年降水量は4000ミリを超える。スマトラでもっとも古くから開けたパダン高原を後背地にもち、その交通の要衝となっている。空港もある。港からは、後背地で産出される米、ゴム、茶、タバコ、コプラや、近くのオムビリン炭田の石炭を積み出す。付近にはセメント工場がある。住民はミナンカバウ人を主とするが華僑(かきょう)の居住も多い。1663年オランダ東インド会社が貿易独占権を獲得、80年に貿易所を設置した。その後一時、イギリス、フランスが支配したが、やがてオランダが長く支配するところとなった。[別技篤彦]

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