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パラフィン paraffin

翻訳|paraffin

デジタル大辞泉の解説

パラフィン(paraffin)

石油から分離された白色半透明の固体。炭素数16~40のメタン系炭化水素混合物融点セ氏50~75度くらいで、水をはじく性質がある。ろうそく・マッチ・クレヨンなどの原料とする。石蝋(せきろう)。パラフィン蝋
パラフィン系炭化水素」の略。
パラフィン紙」の略。

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百科事典マイペディアの解説

パラフィン

脂肪族鎖式飽和炭化水素アルカン)およびパラフィンワックス(石蝋(せきろう)ともいう)のこと。後者は潤滑油留分の原料から分離される白色半透明の蝋状の固体で,アルカンC(/n)H2(/n)(/+)2の炭素数nが約20以上の混合物。
→関連項目原油石油

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栄養・生化学辞典の解説

パラフィン

 アルカンともいう.飽和炭化水素で,通常はその混合物.

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世界大百科事典 第2版の解説

パラフィン【paraffin】

脂肪族鎖式飽和炭化水素(アルカン)およびパラフィンワックスparaffin waxのこと。パラフィンワックスは石蠟(せきろう)ともいい,アルカンCnH2n+2の炭素数nが約20以上のものの混合物で,常温では白色半透明の蠟状の固体(ときに結晶性)。融点45~65℃,比重約0.9。化学的には非常に安定,エーテルおよび熱アルコールに溶ける。パラフィン基原油の含蠟油留分を冷却して凝固したパラフィンを集めて精製する。

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大辞林 第三版の解説

パラフィン【paraffin】

石油から分離される蠟状ろうじようの白色半透明の固体。高級メタン系飽和炭化水素の混合物で、臭気はなく、融点は摂氏45~65度。蠟燭ろうそくの原料、軟膏や化粧品の基剤とする。石蠟。パラフィン蠟。
アルカン(メタン系飽和炭化水素、パラフィン系炭化水素)の総称。
パラフィン紙 」に同じ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パラフィン
ぱらふぃん
paraffin

アルカン(パラフィン系炭化水素)の同義語として用いられる場合と、パラフィンろうのことをいう場合とがある。[編集部]

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世界大百科事典内のパラフィンの言及

【アルカン】より

…脂肪族鎖式飽和炭化水素の一般名。一般式CnH2n+2で表される一群の化合物で,パラフィンparaffin(e),パラフィン系炭化水素,メタン系(メタン列)炭化水素などともよばれる。パラフィンの名はラテン語のparum affinis(親和力が低い)に由来する。…

【アルカン】より

…脂肪族鎖式飽和炭化水素の一般名。一般式CnH2n+2で表される一群の化合物で,パラフィンparaffin(e),パラフィン系炭化水素,メタン系(メタン列)炭化水素などともよばれる。パラフィンの名はラテン語のparum affinis(親和力が低い)に由来する。…

※「パラフィン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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