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ピウラ Piura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピウラ
Piura

ペルー北西部,ピウラ県の県都。トルヒーヨの北北西約 350km,太平洋沿岸の砂漠にあり,ピウラ川に沿うオアシスに位置する。 1532年インカ帝国の征服者 F.ピサロにより最初の町が建設されて以来,数回にわたり移転,88年現在地に落着いた。ペルー北西部の商工業中心地で,綿花,米,サトウキビなどを集散し,市内外には綿紡績,綿実油などの工場がある。公園や庭園の多い市街には,近代的なビルに混って聖フランシスコ聖堂,ラスメルセデス聖堂などの古い建築物が保存されていて,植民地時代の面影をとどめている。ピウラ大学 (1968) 所在地。パンアメリカン・ハイウェーが通るほか,西約 50kmにある外港パイタまで道路が通じる。人口 31万 5800 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ピウラ(Piura)

ペルー北西部の都市。ピウラ県の県都。セチュラ砂漠の北部、ピウラ川沿いのオアシスに位置する。1532年にスペインのピサロインカ征服の前進基地を置き、同国で最も早いヨーロッパ風植民都市の一つとなった。周辺は綿花の栽培が盛ん。

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世界大百科事典 第2版の解説

ピウラ【Piura】

ペルー北西部の同名県の県都。商業都市。人口27万7964(1993)。ペルー北部の広大なセチュラ砂漠の北部,ピウラ川の中流域にある。1532年に建設された古い植民都市。付近は綿花の大栽培地であり,市では綿花の取引が盛んで,綿実油,繰綿工業が発達する。近年,北方のチラ川の水をピウラ川に導き,この流域に大灌漑池をつくって食用作物を栽培するというサン・ロレンソ計画が進められている。【田嶋 久】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピウラ
ぴうら
Piura

南アメリカ、ペルー北西部にある歴史都市。アンデス山脈西麓(せいろく)のセチュラ砂漠にあるオアシスに位置する。ピウラ州の州都。人口30万8155(1998)。首都リマより3年早く1532年スペイン人ピサロの配下たちがインカ征服のための前進基地として建設した。1821年スペインからの独立が宣言された教会、チリとの太平洋戦争(1879~83)の英雄ミゲル・グラウ提督の生家、よく整備された広場と公園、古いスペイン風の住居や建物などがあり訪ねる人も多い。郊外にはもとドイツ人、イギリス人が経営した綿花プランテーションがあり、農地改革前の大農園の模範として一見に値する。[山本正三]

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