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ピエロ・デラ・フランチェスカ Piero della Francesca

世界大百科事典 第2版の解説

ピエロ・デラ・フランチェスカ【Piero della Francesca】

1420ころ‐92
イタリアの画家。彼の時代には他の画家たちに,それほど強い影響を及ぼすことはなかった。また彼は,絵画作品よりも遠近法などの理論家としてその名を知られていたが,近代になってその芸術が高く評価され,15世紀イタリアを代表する革新的な画家の一人に数えられるに至った。 イタリア中部のアレッツォに近いボルゴ・サン・セポルクロBorgo San Sepolcroに生まれる。1439年にフィレンツェのサンタ・マリア・ヌオーバ病院内のサンテジディオ礼拝堂壁画装飾の仕事で,ドメニコ・ベネツィアーノの助手として初めてその名が記録に現れる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のピエロ・デラ・フランチェスカの言及

【十字架伝説】より

… これらの伝説は西洋世界に導入されて美術作品の主題となった。初期の例は8,9世紀より見られるが,最もよく知られている例としてピエロ・デラ・フランチェスカによる一連のフレスコ画がある(アレッツォ,サン・フランチェスコ教会,1460ころ)。【小林 典子】。…

【ドメニコ・ベネツィアーノ】より

…しかし40年代後半の作と思われる〈サンタ・ルチア・デイ・マニョーリの祭壇画〉に見られる豊かで変化に富んだ色彩,自然の光の巧みな処理,正確な遠近法は,彼がすでにルネサンスの画家であることを示している。彼の色彩や遠近法への強い関心は,かつて助手であったピエロ・デラ・フランチェスカに受け継がれ,発展する。【生田 円】。…

※「ピエロ・デラ・フランチェスカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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