コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ファゴット ファゴット fagotto

6件 の用語解説(ファゴットの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファゴット
ファゴット
fagotto

管楽器の一種。「バスーン」ともいう。ダブル・リードで吹奏し,管がU字形に折れ曲っている。管弦楽では,木管楽器群の低音を受持つ。管部が長いため,斜めに吊皮で体にかけて持つ。 1540年頃から簡単な形のものがイタリアで使われていたが,もとは高音用も低音用もあった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ファゴット(〈イタリア〉fagotto)

木管楽器の一。2枚リードの低音楽器で、管は折り曲げられた形状をなし、幅広い最低音域をもつ。全長約2.6メートル。バスーン。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ファゴット

木管楽器の一種。英語でバスーンbassoonともいう。ダブルリードオーボエに近いが,管長約3m,途中でU字状に折れている。低音部記号の下の変ロ音から約3オクターブ半の音域があり,各音域に特色のある幅の広い表現力を備えている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ファゴット【fagotto[イタリア]】

ダブル・リードを用いて鳴らす管楽器の一種。その名は束(たば)の意で,形や大きさの異なる木片を寄せ集めたような外観に由来し,別名のバスーンbassoonは,バソンbas son(フランス語で〈低音〉の意)またはバッソーネbassone(イタリア語で〈低くて大きいもの〉の意)から来たと考えられる。徐々に管径が広がる〈円錐管〉で,全長2.5m以上あるが,その途中をU字状に折り返してあるため,楽器の長さは1.3~1.4mほどにおさまっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ファゴット【fagotto】

木管楽器の一。複リードで、円錐管を二つに折り曲げた構造をもつ。管弦楽で中低音部を担当する重要な楽器。音域は約三オクターブ半にわたる。バスーン。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ファゴット
ふぁごっと
fagottoイタリア語

ダブルリードの気鳴楽器の一種。バスーン(英語ではbassoon)ともよばれる。円錐(えんすい)管を基本とする木管楽器で、通常B1~F5の音域をもち、木管群の低音楽器としてオーケストラで重要な役割を果たしている。
 管の全長は2.54メートルだが、2本の管を束ねたような形にして楽器自体の長さは1.3メートルほどになっている。オーボエやイングリッシュ・ホルンよりも大型のダブルリードを金属製の吹き込み管(クルック)に取り付け、これを本体につなぐ。クルックにはごく小さい孔(あな)が本体に近いほうにあけてあり、これによってオーバーブローを容易にしている。現在の楽器は、本体を四つに分解できる。クルックのつくほうから順に、ウィング・ジョイント、ダブル・ジョイント、ロング・ジョイント、ベル・ジョイントである。ウィング・ジョイントは、指孔のうち三つを斜めにあけるために管壁の一部が分厚くなっている。これは、垂直にあけると指が届かなくなるためである。ダブル・ジョイントは2本の管が通っており、その2本が下端で金属のU字管によってつながれている。そしてその上から、U字管を保護するために金属のカバーがつけられている。この二つのジョイントにキーが集められており、左手でウィング・ジョイント、右手でダブル・ジョイントの指孔とキーを開閉する。多くのキーが両親指に割り当てられている。管の内径は徐々に大きくなり、ロング・ジョイント、ベル・ジョイントへと広がっていく。本体の木はカエデを用いるのがもっとも一般的である。
 この種の楽器はかつては5種類あったが現在では2種類で、前述のファゴットのほかにコントラ・ファゴットがある。これはファゴットよりも一オクターブ低い音域の楽器で、基本構造はファゴットと同じだが、さらに長い管を必要とするため、操作しやすいように何重にも折り曲げた形になっている。[卜田隆嗣]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ファゴットの関連キーワードオーボエ管楽器クラリネットサクソフォーンサリュソフォーンショーム撥弦楽器打鳴らすダブルリード弾鳴らす

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ファゴットの関連情報