ファンク

デジタル大辞泉 「ファンク」の意味・読み・例文・類語

ファンク(funk)

1950年代後半、黒人ジャズ音楽家たちが、黒人霊歌アフリカ民俗音楽要素を取り入れて起こしたジャズのスタイル。素朴で野性味のあるリズム哀感の強いブルースなどに特徴がある。のち、ロックなどにも浸透した。

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精選版 日本国語大辞典 「ファンク」の意味・読み・例文・類語

ファンク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] funk )
  2. ジャズやソウルなどでの、ファンキー雰囲気
  3. 一九六〇年代後半ごろから盛んになった、ソウル・ミュージックの一傾向。一六ビートの強いリズムを強調した、泥くさくふてぶてしい雰囲気をもつものを漠然とさしていう。

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百科事典マイペディア 「ファンク」の意味・わかりやすい解説

ファンク

1960年代から1970年代にかけて発達した,米国黒人音楽のひとつのスタイル。ジャズブルースで,黒人感覚の表れた演奏を指してファンキーfunkyという形容詞を用いたところから発する。強烈なビートと,黒人としてのアイデンティティを主張した歌詞によって,黒人音楽のみならず,以後のダンス系音楽に強い影響を与えた。〈ファンクの帝王〉として絶大な人気を誇ったジェームズ・ブラウンが代表的。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ファンク」の意味・わかりやすい解説

ファンク
funk

1950年代の黒人ジャズの基礎にあった,黒人教会音楽の泥臭い感覚をファンキーと呼んだが,70年代後半にそれを現代的・都会的に洗練して,取り入れた強いリズムのディスコ音楽などを指す。ロックなど,他の分野にも影響を与えた感覚である。

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音楽用語ダス 「ファンク」の解説

ファンク[funk]

ファンキー・ミュージックの俗称。ジェームス・ブラウンが'60年代の半ばに完成させた新しいリズム・アンド・ブルース/ソウルのスタイル、またはそのリズム。黒人特有のハネたリズムが特徴。

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