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フェルディナント[2世] フェルディナント

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百科事典マイペディアの解説

フェルディナント[2世]【フェルディナント】

神聖ローマ皇帝(1619年―1637年)。フェルディナント1世の孫。敬虔なカトリック教徒で,プロテスタントを激しく迫害,三十年戦争を誘発した。
→関連項目ワレンシュタイン

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世界大百科事典 第2版の解説

フェルディナント[2世]【Ferdinand II】

1578‐1637
ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝。在位1619‐37年。厳格なカトリック教徒で,オーストリア領内に多かったプロテスタント貴族の弾圧に着手。とりわけボヘミア王国での反宗教改革政策は三十年戦争の発端をつくった。ティリーワレンシュタインを用いてプロテスタント勢力を各地に破ったが,スウェーデンフランスの介入を招き,戦争を長引かせる結果となった。【成瀬 治】

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世界大百科事典内のフェルディナント[2世]の言及

【三十年戦争】より


[発端]
 ドイツでは1555年のアウクスブルクの宗教和議後まもなく新教派(プロテスタント)と旧教派(カトリック)の対立が再燃し,1608年新教派諸侯が新教連合(ウニオン)を,翌年には旧教派諸侯が旧教連盟(リガ)を結成して対抗していたが,戦争の直接の発火点となったのはボヘミアであった。ボヘミアはフス派戦争以来政治的にも宗教的にも独立的な傾向が強く,貴族たちは皇帝ルドルフ2世治下の09年以来信仰の自由を承認されていたが,17年フェルディナント(のちの皇帝フェルディナント2世)がボヘミア王位につくと,新教派の弾圧に乗り出した。それは反宗教改革(対抗宗教改革)と一体となったハプスブルク家のボヘミア支配強化政策の表れであったが,それに憤激したボヘミアの新教貴族の一行が国王の側近をプラハ王宮の窓から突き落とし,つづいて武装反乱に立ち上がった。…

※「フェルディナント[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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