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フライス盤 フライスばんmilling machine

7件 の用語解説(フライス盤の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フライス盤
フライスばん
milling machine

フライスを用いて,平面,曲面,溝,ねじ,歯車などを削り出す工作機械。単純な平面削りよりも,むしろ複雑な加工を得意とする。各種のフライス盤があるが,構造と作業内容から次のように大別される。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

フライス盤

金属製の工作物を前後、左右、上下に動かし、定位置にあるフライス(回転切削工具)で高精度に加工する。0.01ミリの誤差が評価に反映される。図面を正確に再現するため、数十種類の道具を的確に選択する「段取り」が重要になる。

(2014-02-20 朝日新聞 朝刊 名古屋 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

フライス‐ばん【フライス盤】

フライスを定位置で回転させ、送られてくる工作物を切削する工作機械。立フライス盤横フライス盤に大別される。ミーリングマシン。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

フライス盤【フライスばん】

ミリングマシンmilling machineとも。主軸に取り付けた工具のフライスを回転させ,工作物に送りを与えて切削する工作機械。平面削り,溝削りや相当複雑な切削も可能で,工作機械のうち旋盤と並ぶ重要なもの。
→関連項目数値制御工作機械切削工具歯切盤万能工作機械

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典 第2版の解説

フライスばん【フライス盤 milling machine】

ミリングマシンともいう。外周に多数の切刃をもつフライス呼ばれる工具を用いて,平面の加工,溝の加工,長穴加工や歯車の加工などを行う工作機械。旋盤,研削盤,ボール盤などと並んで汎用(はんよう)工作機械の主流をなす。 現在のようなフライス盤は1818年ころE.ホイットニーにより作られ,その後60年代に万能フライス盤が作られ,ドリルねじれ溝の加工やスパイラル歯車の加工が可能となった。さらに20世紀に入って,1950年代の数値制御の開発により数値制御フライス盤が作られ,複雑な形状の加工を容易に行えるようになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

フライスばん【フライス盤】

工作機械の一。フライスを定位置で回転させ、工作物を取り付けたテーブルを動かして切削する。ミリング-マシン。ミーリング盤。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フライス盤
ふらいすばん
milling machine

フライスとよばれる一枚ないし多数枚の切刃をもつ工具を用いて加工を行う工作機械。フライスとは、ドイツ語の「Frse」や、フランス語およびオランダ語の「Fraise」(襞襟(ひだえり))に由来するといわれている。1800年アメリカのE・ホイットニーが互換性のある銃器の工作用として発明したのがフライス盤の始まりといわれている。フライス盤は、工具に回転運動、また工具と工作物の間に三次元相対運動を与える機械であるが、この相対運動の与え方と用いる工具の種類によって、平面、曲面、溝(直溝、ねじれ溝)、カム、歯車などの広範な形状を切削することができる。したがって、フライス盤の作業範囲は広く汎用(はんよう)性に富むため、旋盤、ボール盤とともに現在もっとも広く使用されている工作機械の一つである。
 フライス盤は、その大きさ、加工能力により多くの種類に分けられるが、とくに工具と工作物に上下相対運動を与えるための構造上の違いによって、ひざ形とベッド形に区分されている。工作物側を上下させるのがひざ形で、加工工具側を上下させるのがベッド形である。
 ひざ形フライス盤は、主軸の方向が垂直な立て形フライス盤と、水平の横形フライス盤とに分かれ、さらに横形フライス盤のなかで、テーブルや主軸頭などが旋回するものを万能フライス盤という。また、ラム形フライス盤といって、コラム上のラムに主軸頭がつき、そのラムが前後に出入りするものもあり、このなかには、主軸頭が左右に傾斜できるもの、ラムが平面内で旋回するものなどがある。
 ベッド形フライス盤についても、ひざ形と同様に、主軸の方向により立て形と横形がある。ベッド形のなかで、主軸の上下運動および加工物の前後運動を半固定にし、テーブルの左右運動を主体にした大量生産に適したものを生産フライス盤という。
 ひざ形フライス盤は、コラムcolumn、ニーknee、サドルsaddle、テーブルtableの基本構造要素からなり、テーブルとサドルをのせたニーが上下に動き、ニー上のサドルは前後方向に動き、サドル上のテーブルは左右に動き、工作物の三次元運動を可能にしている。主軸はコラムの中に組み込まれている。このフライス盤の最大の特徴は操作性のよいことで、各種の付属装置を取り付けて広範囲の加工を行うことができ、もっとも多く使用されているフライス盤である。一般には小物部品の加工を対象とし、製作個数は中量生産以下で、複雑な切削面や多くの切削面を有する場合に適している。
 ベッド形フライス盤は、ひざ形におけるニーの上下運動をなくし、主軸頭によって上下運動を行わせ、テーブルは床上に固定されたベッド上を往復運動する構造である。したがって加工物の重さに影響されず、重量物の加工に適し、精度も安定している。
 以上のほかに特殊なフライス盤として、平削り盤のバイトのかわりに主軸頭を装備したフライス切削用大型機械のプラノミラーや、ねじフライス盤、工具フライス盤、形彫りフライス盤、ロータリーテーブル形フライス盤などがある。
 フライス盤の場合、とくに作業空間が機械の大きさを表す重要なポイントで、一般に、二番、三番、四番などと、番手を用いて表している。[清水伸二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のフライス盤の言及

【工作機械】より

…万能工作機械は多数の汎用工作機械を1台の機械に集約したもので,船舶,鉱山で応急修理用として使用される。旋盤,研削盤,ボール盤などの一般に用いられている工作機械の種類分けおよび名称は,機械の構造・形態に基づく分類方法によるもので,これらの機械に数値制御装置がついた場合には,数値制御旋盤,数値制御フライス盤のように呼んで,種類分けしている。しかし,数値制御工作機械の急速な発達により,従来の方法で分類できない機種も現れてきた。…

※「フライス盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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