精選版 日本国語大辞典「フラッパー」の解説
フラッパー
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…それはまず,若い女性の服装の革命的な変化に象徴的に現れている。スカートの裾がアメリカ史上初めて膝まで上がり,腕はまる出し,断髪,濃い口紅,アイシャドーなどが,当時フラッパーと呼ばれた女性たちのシンボルとなった。おとなしい旧来のダンスではなく,脚を上げて跳ねまわるような,〈お行儀の悪い〉チャールストンが流行,未婚女性の,付添いなしの異性交遊も初めておおっぴらになり,異性間のペッティングさえ一般的になってくる。…
…15歳のときからニューヨークで踊りを学び,〈レビュー王〉といわれた,ブロードウェーの大プロデューサー,フローレンツ・ジーグフェルド(1867‐1932)に認められて彼のショー〈ジーグフェルド・フォリーズ〉の踊子となる。ハーバート・ブレノン監督《或る乞食の話》(1925)の端役で映画デビュー,〈ボブ・ヘア〉スタイルを売りものに〈フラッパー〉と呼ばれた当時のモダン・ガールを型どおりに演じつづけたのち(《百貨店》1926,《夜会服》1927,等々),ハワード・ホークス監督《港々に女あり》(1928),ウィリアム・A.ウェルマン監督《人生の乞食》(1928)で才能ある女優として認められる。しかし真価を示した代表作は,G.W.パプスト監督に招かれて出演したドイツ映画《パンドラの箱》《淪落の女の日記》(ともに1929)であり,とくに《パンドラの箱》(原作はドイツの劇作家フランク・ウェーデキントの連作戯曲《地霊》《パンドラの箱》)で演じた娼婦ルルによって世界的に注目を浴び,その後もルルはウェーデキントの原作よりもむしろこの映画によって伝説的な存在となり,のちにジャン・リュック・ゴダールは,彼の映画《男と女のいる舗道》(1962)でアンナ・カリーナが演じた娼婦ナナに,ルルのヘア・スタイルとメーキャップをさせたといわれる。…
※「フラッパー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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