フレイレ
Gilberto Freyre
生没年:1900-87
ブラジルの社会史学者,人類学者,思想家。レシフェ市に生まれ,コロンビア大学でボアズに人類学を学ぶ。北東部砂糖地帯の家父長的家族制度と奴隷制に基づくプランテーション社会の構造とその現代までの変貌を分析し,温和な人種関係でブラジル社会を特徴づけた。主著には《大邸宅と奴隷小屋Casa grande e senzala》(1933),《ノルデステ》(1937)などがある。その社会観は現代ブラジルの国づくりのイデオロギーと調和して,国民的英雄とされる。1920年代にはモデルニスモ,60年代には熱帯学tropicologyの提唱者となった。
→ノルデステ
執筆者:前山 隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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フレイレ
ふれいれ
Nelson Freire
(1944―2021)
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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フレイレ
Freire, Ramom
[生]1787.11.27. サンチアゴ
[没]1851.12.9. サンチアゴ
チリの軍人,政治家。 1811年独立軍に加わり,J.サン=マルティンに従ってアンデス越え (1817) を敢行,チリのスペインからの解放 (28) に貢献。独立後自由主義派の領袖となり,総統在任中 (23~26) ,奴隷制を廃止し,チロエ島からスペイン軍を駆逐した。 30年 J.プリエトとの政争に敗れてペルーに追放され,翌年オーストラリアに流刑されたが,のちにタヒチを経てボリビアに逃れ,42年帰国を許された。
フレイレ
Freyre, Gilberto de Melo
[生]1900.3.15. レシフェ
[没]1987.7.18. レシフェ
ブラジルの社会学者,作家。欧米に留学,政治学,社会学,人類学を学び,レシフェでは若い知識人の中心的指導者となった。 1926年に第1回ブラジル地方主義大会を組織。また,ジョアキン・ナブコ社会調査研究所の創設に尽力した。 49年国連総会のブラジル代表。ブラジルの史的社会学の研究を発展させ,北東部小説に科学的根拠を提供,地方主義作家に与えた影響は大きい。小説『大邸宅と奴隷小屋』 Casa-Grande e Senzala (1933) のほか,『社会学』 Sociologia (46) などがある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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