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フロント Fronto, Marcus Cornelius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フロント
Fronto, Marcus Cornelius

[生]100頃.ヌミディアキルタ
[没]166頃
ローマの雄弁家マルクス・アウレリウス帝の修辞学教師。 143年執政官。キケロ以後最大の雄弁家といわれるが演説はすべて散逸,マルクス・アウレリウスとの往復書簡が現存。

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デジタル大辞泉の解説

フロント(front)

正面。前面。「フロントドア」
最前線。戦線。
新聞の第一面。
《front deskの略》ホテルなどの受付。
《front officeの略》プロ野球の球団首脳陣。

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世界大百科事典 第2版の解説

フロント【Marcus Cornelius Fronto】

100ころ‐166ころ
ローマの弁論家,修辞学者。北アフリカのキルタ出身。アントニヌス・ピウス帝の信を得て,養子マルクス・アウレリウスウェルスの修辞学の教師に任ぜられた。143年にはコンスルに就任。彼に名声をもたらした数々の演説はいずれも散逸したが,19世紀前半にイタリアのボッビオ修道院からマルクス・アウレリウスとの往復書簡集,その他多くの書簡が発見された。これらは決して高い才能を感じさせるものではないが,彼の修辞学研究の一端をのぞかせると同時に,当時の宮廷のようすもよく伝えている。

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大辞林 第三版の解説

フロント【front】

正面。 ↔ バック
ホテルの受付。帳場。
戦線。前線。
プロ-スポーツチームの経営や管理にあたる首脳陣。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フロント
ふろんと
Marcus Cornelius Fronto
(100ころ―166以後)

古代ローマの雄弁家。ヌミディアのキルタに生まれる。ローマで政務官を歴任、143年に執政官(コンスル)となる。修辞学の教師として名声が高く、アントニヌス・ピウス帝により、後の皇帝マルクス・アウレリウスのラテン語の家庭教師に任ぜられる。プラウトゥス、カトー、サルスティウスなどの古風な文体を手本とした華麗な散文は後代に強い影響を与えた。[土岐正策]

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世界大百科事典内のフロントの言及

【ラテン文学】より

…共和政の崩壊によって実際の活動の場を失った弁論は,学校に入り,修辞学となって,すべての学問の基礎としての地位を獲得した。有名な弁論術教師には,演説の見本集を残した大セネカ,《弁論術教程》を著したローマ最大の修辞学者クインティリアヌス,皇帝マルクス・アウレリウスの師フロント,弁論のための資料集を編んだウァレリウス・マクシムスValerius Maximusなどがいる。 白銀時代の最大の作家は小セネカ(以下単にセネカと記す)とタキトゥスであろう。…

※「フロント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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