コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヘロン[アレクサンドリア] Hērōn of Alexandria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヘロン[アレクサンドリア]
Hērōn of Alexandria

前 100年頃在世したギリシアの数学者,発明家。幾何学測量法,機械学,気体装置などに関する著書が現存する。幾何学で最もよく知られた業績は,三角形の3辺の長さをそれぞれ abc として 2sabc とおけば,その面積 S で与えられるというヘロンの公式の導出であろう。技術の分野では,天体観測器械ディオプトラの測量器具への改良,コインで動く自動機械,水オルガン,歯車を利用した重量物取扱い機,サイホンなどのほか,おもちゃ用でしかなかったが,ヘロンの蒸気タービンなどがある。彼の発明には娯楽用のものが多かったが,実生活に役立ったものも多い。ユークリッド原本』の注釈を書いており,ラテン語アラビア語に翻訳されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ユニコーン企業

企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、非上場のベンチャー企業を指す。ベンチャー企業への投資を専門的に行う投資会社を「ベンチャーキャピタル(venture capital)」と呼ぶが、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android