コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベックフォード ベックフォード Beckford, William

4件 の用語解説(ベックフォードの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベックフォード
ベックフォード
Beckford, William

[生]1760.10.1. ウィルトシャーフォントヒルギフォード
[没]1844.5.2. バース
イギリスの文人。富豪の家に生れ,5歳でモーツァルトピアノ・レッスンを受け,長じては W.チェンバーズから建築を学んだ。国会議員となったが,1796年以後は壮大なゴシック風の館の建築に没頭,そこで美術骨董品や希書に囲まれ,世間とは没交渉に享楽生活をおくった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ベックフォード

英国の小説家。長く下院議員を務めた。美術品収集と奇人ぶりで知られる。フランス語で書きおろした《バテック》(1787年)はアラビアを舞台にした幻想文学の傑作。
→関連項目ゴシック・ロマンス

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ベックフォード【William Beckford】

1760‐1844
イギリスの大富豪,作家。植民地貿易で財を成した父から譲られた巨万の富を注ぎ込んで,東方君主のひそみにならった豪奢なフォントヒル邸を造営し,高価な美術品と稀書珍籍に取り巻かれ,贅沢三昧の趣味生活を送った。唯一の小説作品である,フランス語で書かれた奇書《バテック》(1787。81年か82年に執筆され,英語版は84年に匿名出版されている)は,幻想文学の傑作として,バイロンマラルメらに絶賛された。【生田 耕作

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベックフォード
べっくふぉーど
William Beckford
(1759―1844)

イギリスの作家。ロンドン市長の子に生まれる。国会議員となったが、巨富を投じて集めた希書骨董(こっとう)品を自ら建てたフォントヒル館に収めて、1796年以来ここに隠栖(いんせい)した。その生活を反映していると思われる恐怖小説『バセック』(1786)は、アラビアのイスラム教国の王バセックが悪魔エブリスに仕えて悪業や冒険を重ね、エブリスの地下の殿堂で永劫(えいごう)の苦しみに落ちる東洋趣味の物語。二冊の旅行記も広く読まれている。[小野寺健]
『小川和夫訳『ヴァセック』(1980・国書刊行会)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ベックフォードの関連キーワードイギリス東インド会社インド省海峡植民地連合カナダ植民地イギリスビルマ戦争イギリス巻ブッカー賞イギリス領西アフリカ通貨規制法ネーデルラント通商会社

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ベックフォードの関連情報