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ベルハーレン ベルハーレンVerhaeren, Émile

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベルハーレン
ベルハーレン
Verhaeren, Émile

[生]1855.5.21. サンタマンレピュエ
[没]1916.11.27. ルーアン
ベルギーの詩人。フランス語で書く。高踏派の影響を受け,故郷の素朴で美しい田園を写実的に歌った『フランドルの女たち』 Les Flamandes (1883) ,病による苦悩や絶望を歌った『黒い炬火』 Les Flambeaux noirs (1890) を発表。

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デジタル大辞泉の解説

ベルハーレン(Émile Verhaeren)

[1855~1916]ベルギーの詩人。象徴主義から出発し、社会主義の影響を受けて、人類の進歩を謳歌する力強い作品を発表。詩集「黒い炬火(たいまつ)」「触手ある都市」など。

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百科事典マイペディアの解説

ベルハーレン

フランス語で書いたベルギーの詩人。フランスではベラーレン呼ばれる。処女詩集《フランドル風物誌》(1883年)で故国を力強く歌いあげたが,心身ともに害し,苦悩のうちに《夕暮》《黒い炬火(たいまつ)》などの象徴派風の詩を書いた。
→関連項目グレーズ

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世界大百科事典 第2版の解説

ベルハーレン【Émile Verhaeren】

1855‐1916
フランス語で表現活動をしたベルギーの詩人。フランスでは一般にはベラーレンと呼ばれている。はじめ法律を修めて弁護士となったが,学生時代から既に《ラ・ジュンヌ・ベルジック(若きベルギー)》誌の有力な一員として文学への関心を深めていた。決定的に文学者として登場した頃の詩風はむしろ自然主義的描写の色が濃く,フランドルの田園風景を通して人間の強い本能の力を歌ったが,1887年ころを境に詩風が一変し,《夕暮》(1888),《壊滅》(1888),《黒い炬火(たいまつ)》(1890)の三部作詩集では死の恐怖とかなたへの憧れにみちた陰鬱な風景と瞑想とが展開される。

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大辞林 第三版の解説

ベルハーレン【Émile Verhaeren】

1855~1916) ベルギーの詩人。人類の進歩とヒューマニズムへの信仰を力強くうたった。詩集「フランドル風物」「ひろがる都会」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベルハーレン
べるはーれん
mile Verhaeren
(1855―1916)

フランス語で書くベルギーの国民的詩人。アンベルス近郊のサン・タマンの羅紗(らしゃ)織業者の家庭に生まれる。ヘントの中学でローデンバックを知り、文学に開眼する。ルーバン・カトリック大学卒業後、一時弁護士になるが、在学中から文学活動を続け、1881年『若きベルギー』誌創刊に参画。83年処女詩集『フランドルの女たち』、86年『修道士たち』を上梓(じょうし)。その後87年から91年にかけて心身の危機を経験、三部作『夕暮れ』(1887)、『壊滅』(1888)、『黒い炬火(たいまつ)』(1890)はその時期の作品。『わが道の面影』(1891)を経て回復に向かい、都市文明と社会主義に関心を強め、『幻覚の野』(1893)、『幻の村』(1895)、『触手ある都会』(1895)を著す。また、この間『若きベルギー』誌と決別(1887)。95年からパリに定住、『生の様々な顔』(1899)、『騒がしき力』(1902)、『五彩の輝き』(1906)から死後出版の『天上の炎』(1918)に至る作品群で自然と生命の力を歌った。また、一方では、妻マルトMartheへの愛を糧(かて)に『明るい時』(1896)、『午後の時』(1905)、『夕べの時』(1911)を残した。1916年11月26日、ルーアンで鉄道事故死。[遠山博雄]
『高村光太郎訳『ヴェルハァラン詩集』(1953・東京創元社) ▽渡辺一民訳『触手ある都会・騒がしき力』(『世界名詩集大成3』所収・1962・平凡社)』

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