義憤(読み)ギフン

デジタル大辞泉 「義憤」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「義憤」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ふん【義憤】

  1. 〘 名詞 〙 道義にはずれたこと、不正なことに対して憤慨すること。〔布令必用新撰字引(1869)〕
    1. [初出の実例]「葛岡のヒューマンのために義憤を起したつもりのわたくしまで」(出典:生々流転(1939)〈岡本かの子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「義憤」の読み・字形・画数・意味

【義憤】ぎふん

正義のために憤る。南朝宋・〔逸民伝論〕室中ごろにして、王位を(うば)ふ。士の(うんしゃ)(温厚)なるも、義すること甚だし。

字通「義」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android