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ペンザ ペンザPenza

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ペンザ
Penza

ロシア西部,ペンザ州州都ボルガ川沿岸丘陵西斜面,スラー川ペンザ川が流入する地点にある。 1666年ロシアの南境を守る要塞が建設されたことに始り,クリミア・タタールの侵入がなくなったのち,この地域の農業中心地として発展,モスクワ穀物を供給した。現在も農産物加工業が盛んであるが,工業の中心は機械工業 (時計,計算機,ディーゼルエンジン,コンプレッサ,医療器具,化学・繊維機械,自転車) で,ほかに家具,製紙,ピアノなどの工業がある。教育,工科,機械,農業の各大学,天文台,人形劇場,サーカス場,郷土博物館,美術館などの教育・文化施設がある。モスクワの南東約 550kmにあたる交通の要地で,鉄道,ハイウェーが分岐し,空港もある。人口 51万7137(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

ペンザ

ロシア,ボルガ川の支流スラ川両岸の都市で,同名州の州都。機械,自転車,時計,計算機,電気機器などの工業が行われる。1666年創設。50万6672人(2009)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ペンザ【Penza】

ロシア連邦の同名州の州都で,ボルガ川支流スラ川両岸に展開する。人口55万2000(1993)。17世紀後半設置の要塞が町のはじまりで,しばしばクリム・ハーン国,ノガイ・タタールの襲撃を受けた。1670年にはラージン軍に,1774年にはプガチョフ軍に占拠された。要塞周辺の開発に伴い,農業地帯の商業的中心として発展,穀物はモスクワに供給された。現在は農産物加工のほか,機械生産などでこの地方の工業中心地の一つでもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ペンザ
ぺんざ
Пенза Penza

ロシア連邦西部、ペンザ州の州都、工業都市。人口53万3300(1999)。プリ(沿)ボルガ丘陵西斜面、ペンザ川がスラ川に流入する地点に、1663年ロシアの南境を守る要塞(ようさい)が築かれた。その後、穀物取引の中心地となり、19世紀末から食品工業が発展し始めた。ロシア革命(1917)後のペンザの発展は、モスクワとプリボルガ、ウラルとを結ぶ通路にあたる有利な交通地理的位置にあるところから生じ、各種の工業が発展した。主要工業は機械(時計、ディーゼルエンジン、コンプレッサー、軽工業、化学工業設備製造)、家具、食品工業である。工科、機械、教育、農業の各大学、美術館、人形劇場などの教育・文化施設も多い。鉄道、道路の分岐点で、空港がある。[中村泰三]

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