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ペンステモン

百科事典マイペディアの解説

ペンステモン

北日本の山地に自生するイワブクロを含む,ゴマノハグサ科の一属で,大部分は北米に分布し,250種くらいある。多年草または低木で,花壇や切花用に栽植される種も多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ペンステモン【beard tongue】

ゴマノハグサ科の1属で,多年草,まれに小低木。基部で分枝して直立する。葉は対生。茎の上部に総状花序または円錐花序をつくり,数個から多数の花をつける。萼は鐘形で5片に深く裂ける。花冠は左右相称の筒形で,下側がややふくらみ,上下2唇に分かれ,上唇は2裂,下唇は3裂する。おしべは4本で,下側の2本が長い。1本の仮雄蕊(かゆうずい)が花筒の基部上側に付着し,花筒内を斜めに横切って先端は花喉(かこう)の下部に達する。

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大辞林 第三版の解説

ペンステモン【Penstemon】

ゴマノハグサ科ペンステモン属の植物の総称。北アメリカに約250種が知られ、園芸植物として栽培。多年草で、茎は基部で分枝し直立する。茎先に赤・桃・白色などの鐘状花を総状につける。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ペンステモン

ペントステモン」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ペンステモン
ぺんすてもん
[学]Pentstemon

ゴマノハグサ科ペンステモン属(イワブクロ属)の総称。北アメリカに250種あり、日本にはイワブクロP. frutescens Lamb.1種が分布する。本種は多年草で、茎は根出葉から抜け出す。葉は対生または輪生し、茎葉は葉柄がない。5月ころ、総状または円錐(えんすい)状花序をつくり、筒状の唇形花を開く。ペンステモンの名で花壇、切り花、鉢植え用に栽培される。代表的なものは、ツリガネヤナギP. digitalis Mutt.である。高さ0.7~1メートル。5月ころ、淡紅色を帯びた白色花を開く。おもに切り花に利用する。また、改良種のベニツリガネヤナギP. gloxinioides Hort.はやや寒さに弱いが、大輪花を開き、花色も鮮明で、紅、白、桃、紫色の品種がある。鉢植え、花壇用として観賞する。そのほか、ヒメツリガネヤナギ、ヤナギチョウジなどが栽培される。
 繁殖はおもに秋口に株分けで行うが、実生(みしょう)も可能で、春に播種(はしゅ)した苗を秋に植え付ける。排水、日当りのよい場所が適地である。石灰質土壌でよく育つので、植え付け時に石灰を施すとよい。[神田敬二]

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