ポマード(英語表記)pomade

翻訳|pomade

百科事典マイペディアの解説

ポマード

髪油の一種。整髪と同時に光沢と芳香を与える。ゼリー状または半固体。植物性のものはヒマシ油木蝋(もくろう)を混ぜ香料を加えて作り,整髪効果はよいが,べとつきが強い。鉱物性は白色ワセリンなどに香料を加えて作り,さらっとしているがシャンプー剤で落ちにくい。
→関連項目髪油整髪料チック(化粧)

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世界大百科事典 第2版の解説

ポマード【pomade】

頭髪につけて光沢を出すとともに,髪を整えるための練状の香油。かつては頭髪ばかりでなく,クリームと同様に皮膚にぬる化粧品でもあった。語源についてはいろいろの説があるが,古代ギリシア・ローマでは,豚脂に熟したリンゴの果肉と香料を加えて練ったものを,頭皮や頭髪用の化粧品として使っていたが,果実や果樹をラテン語でpomumというところから名称が起こったとする説が有力である。 ポマードがヨーロッパで文献にあらわれてくるのはイギリスのエリザベス時代で,女性の髪に髪粉(かみこ)やポマードがつけられ,また染髪も行われた。

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大辞林 第三版の解説

ポマード【pomade】

ひまし油やワセリンに香料を加えて練った、粘り気の強い整髪用の油。主に男子用。

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世界大百科事典内のポマードの言及

【果物】より

…そのためドロテアはこの籠とともに絵画化される。なお,果物を指すラテン語ポムムpomumは液汁に富むもの,とくにリンゴの意で,ポマードpomadeの語源となっており,昔はリンゴの果汁で髪油を作ったことによるといわれる。【荒俣 宏】
【果実類の生産,輸出入】

[世界]
 世界における果実類の総生産量は,1981年の2億8000万tから,95年の4億0300万tへ増加した(FAO統計)。…

※「ポマード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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