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マグヌス効果 マグヌスこうか Magnus effect

7件 の用語解説(マグヌス効果の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マグヌス効果
マグヌスこうか
Magnus effect

回転している物体に,回転軸と直角方向に流れが当るとき,物体は流れの速度および回転軸に直角の方向に力を受ける。これをマグヌス効果という。時計回りに回転する物体に左方から流れが当るとき,力は上向きに働き,力の大きさは速度および回転角速度に比例する。

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デジタル大辞泉の解説

マグヌス‐こうか〔‐カウクワ〕【マグヌス効果】

流体中を回転しながら進む物体に対して、流れと直角の方向に流体から力が作用する現象。ドイツマグヌス(H.G.Magnus)が砲弾についてこの現象を研究した。

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百科事典マイペディアの解説

マグヌス効果【マグヌスこうか】

回転している物体に流れがあたるとき,流体の流れと回転軸の両方に垂直で,回転によって流れが加速される側に向く力が働くという現象。力の大きさは流速と物体の回転角速度に比例する。

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法則の辞典の解説

マグヌス効果【Magnus effect】

流体中を回転しながら移動する球や円柱の進行方向が変化する現象.物体の回転軸に垂直方向の流れが存在すると,物体の受ける力は回転軸と流れの方向の両軸に垂直な方向に力を受け,回転物体の周辺部の流れの運動方向と,流れの方向とが等しくなる側に移動する.この現象は最初は弾道学上の問題で,1852年にドイツのマグヌス(H,G. Magnus)が法則化した.定量的な関係式は,クッタ‐ジューコフスキーの定理*呼ばれる

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世界大百科事典 第2版の解説

マグヌスこうか【マグヌス効果 Magnus effect】

流れの中で回転している物体には,流速と回転軸の両者に垂直で,回転によって流れが加速される側に向く力が働くという現象。その力の大きさは,流速と回転の角速度の積に比例する。ドイツのマグヌスHeinrich Gustav Magnus(1802‐70)が1852年に回転しながら飛行する砲弾に関して最初に研究を行ったのでこの名がある。図のように左からやってくる流れが回転する物体を過ぎると,上向きの流れが下向きの流れに変わる。

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大辞林 第三版の解説

マグヌスこうか【マグヌス効果】

回転する物体が回転軸に垂直な流体の流れから、流れに垂直な方向に力を受ける現象。空気中を回転しつつ進行する物体は、この効果によって経路が曲がる。マグナス効果。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マグヌス効果
まぐぬすこうか
Magnus effect

回転している円柱に直角に流れが当たると、円柱は流れに直角方向の力を受ける。この現象は、自転しながら飛行する砲弾が鉛直面からずれる現象を説明するために、1852年に、ドイツのマグヌスHeinrich Gustav Magnus(1802―70)によって初めて実験的に研究されたのでマグヌス効果とよばれる。理論的にはクッタ‐ジュコフスキーの定理によって説明される。円柱に限らず球のような三次元的な物体が回転する場合でも、流れと回転軸の両方に直角な方向に力が働く。野球のボールカーブするのはその例である。[今井 功]

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世界大百科事典内のマグヌス効果の言及

【渦】より


[渦に作用する力]
 いま左から右に流れる流れの中に,時計まわりの渦を固定しておくと,流れは下向きに偏向して運動量を得るので,その反作用として渦には上向きの力(揚力)が働く。円柱などの物体を回転させて流れの中におくとき,揚力が働くのも物体を渦とみなせばまったく同じことであり,これをマグヌス効果と呼ぶ。また流れの中におかれた翼形に働く揚力も,後縁での流れを滑らかにするように境界層がはがれ,反時計まわりの循環γをもった渦が放出されて流されていき,翼のまわりには時計まわりの強さγの循環が残るためと解釈できる。…

【飛行機】より

…ボールが前進するために前方から当たってくる風速と回転による流速とが合成され,ボールの片側では流速が増して圧力が下がり,反対の側では流速が減って圧力が上がる(ベルヌーイの定理)。その圧力差でボールの軌道を曲げる力が生じ(マグヌス効果),ボールはカーブするのである。 翼の断面の形を調べてみると,一般に上面のほうが湾曲度が大きく,下面のほうは小さくなっており,気流方向に対していくらかの迎え角(翼断面の基準線と飛行方向,つまり流れの方向とのなす角度)がついている。…

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