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マハタ Epinephelus septemfasciatus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マハタ
Epinephelus septemfasciatus

スズキ目ハタ科の海水魚。全長 1.5m。ほかのハタ類に比べて後方の鼻孔が前方の鼻孔よりきわめて大きい。前鰓蓋骨の下縁の隅角近くに 1~2本のとげがある。体は紫色を帯びた淡褐色で,体側に 7本の黒褐色横縞があるが,老成すると不明瞭になる。北海道南部から九州,東シナ海に分布し,沿岸の浅所から深所岩礁域にすむ。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

マハタ

暖かい海にすむハタ科の海産魚。紫色を帯びた淡褐色の地肌に、黒褐色の帯が7本ある。成長すると体長90センチにもなる。刺し身や煮付け、焼いても美味。アラを使った鍋物にしてもうまい。天然の水揚げは少なく、「幻の高級魚」といわれる。

(2014-09-13 朝日新聞 朝刊 三重全県 2地方)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マハタ
まはた / 真羽太
sevenband grouper
[学]Epinephelus septemfasciatus

硬骨魚綱スズキ目ハタ科に属する海水魚。太平洋側は千葉県以南、日本海側では新潟県以南の南日本からインド洋に分布する。水深60~180メートルのやや深海にすむ。全長1メートル以上に達し、体は長楕円(だえん)形で側扁(そくへん)する。口は大きい。前鼻孔が著しく大きいことと、前鰓蓋骨(さいがいこつ)の後方下縁に数本の棘(とげ)があることなどで、ほかのハタと区別できる。体色は紫がかった灰褐色で、体側に7条の黒褐色の横帯があり、第六帯は細い二帯に分かれている。尾びれの後縁は白い。老成魚では横帯は消える。釣りや底引網で漁獲され、刺身、焼き魚などにされ美味である。[片山正夫]

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世界大百科事典内のマハタの言及

【ハタ(羽太)】より

…世界中の温帯から熱帯にかけて多くの種がいる。日本近海からは60種以上が知られていて,このうち典型的なハタ類であるマハタ属は40種近くにのぼる。ハタ類の一般的名称として,関西を中心に西日本でマスまたはアラと呼ぶ地方が多い。…

※「マハタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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