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マリア論 マリアろんMariology

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世界大百科事典 第2版の解説

マリアろん【マリア論 Mariology】

カトリック神学の一部門。イエス・キリストの母マリアの役割を,キリストの受肉(神であるキリストが人間になること)と人類の罪の贖いと救済のなかで神学的に規定し,その意義をきわめようとするもの。この部門はいくつかの教会によって決定・定義された教義を出発点にして,マリアの役割をさらにくわしく解明し,その教義を展開する。扱われる主題は,マリアが神の母であること,母であるが処女であったとするマリアの処女性,彼女から生まれるキリストの恵みを先取りする形で,マリアはその誕生のさい原罪のけがれをまぬかれたとする無原罪のやどり,地上の生涯の後マリアは霊魂と身体とも天の栄光にあげられたとする被昇天などである(後の二つはそれぞれ1854年,1950年に教義決定宣言がなされた)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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