コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マルキアヌス マルキアヌス Marcianus

3件 の用語解説(マルキアヌスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルキアヌス
マルキアヌス
Marcianus

[生]396. トラキア
[没]457. コンスタンチノープル
ビザンチン皇帝 (在位 450~457) 。軍人出身。テオドシウス2世の死後,宮廷の実力者アスパルテオドシウスの姉プルケリアの推挙により即位。正統性維持のためプルケリアと結婚,テオドシウス朝最後の皇帝となった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

マルキアヌス【Marcianus】

392‐457
ローマ帝国東帝。在位450‐457年。兵士の息子としてトラキアかイリュリクムに生まれ,自らも軍隊に入り421年ペルシア戦争に参加。その後アルダブリウス,アスパル父子に副官として仕え,431年のアフリカ遠征にも同行して一時バンダルの捕虜となった。450年テオドシウス2世の死後,アスパルによって東帝位に擁立され,先帝姉プルケリアと結婚。アッティラに対しては貢納金支払い停止など強硬策を採り,アッティラ死後はフンに服属していた諸族を帝国領内に移住させ,東ゴートとゲピダエ族はこれを同盟部族とした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マルキアヌス
まるきあぬす
Marcianus
(396―457)

ビザンティン皇帝(在位450~457)。元テオドシウス2世治下の宰相アスパー麾下(きか)の将校で、同帝の没後その姉プルケリアと結婚して即位。その治政下は内外ともに平穏であった。彼の最大の業績は第4回公会議(451)をカルケドンに招集したことにある。この会議では、キリスト単性説とネストリウス派を異端として退け、5世紀前半の正統・異端論争で主流を占めたアレクサンドリア派、アンティオキア派に対し、首都のコンスタンティノープル派が優位にたった。また、議決第28条ではコンスタンティノープルの総主教とローマ教皇は法律上同等の地位を有すること、ただしローマ教皇には名誉上の首位権が認められること、の2点が定められた。[和田 廣]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マルキアヌスの関連キーワードアルカディウス神聖ローマ帝国東ローマ帝国ローマンテオドシウス古代ローマ帝国中世ローマ帝国監軍(ローマ帝国)《ローマ帝国社会経済史》《ローマ帝国衰亡史》

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone