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マルタン・デュ・ガール Roger Martin du Gard

世界大百科事典 第2版の解説

マルタン・デュ・ガール【Roger Martin du Gard】

1881‐1958
フランスの小説家劇作家。古文書学校卒業生である彼は,早くから科学的な文献収集分類方法を習得し,それに加えてトルストイの《戦争と平和》に強烈な感動を覚えた。後年の小説家の基調はここに定まったといえる。処女作《生成!》(1908)の出版の後,1913年の《ジャン・バロア》はジッドに認められたのみならず,《NRFエヌエルエフ)》系の文学者たちのおおかたの好評を博した。戯曲風の対話を中心に構成されているこの小説では,ドレフュス擁護派の青年の,科学と信仰,個人的正義と社会の秩序維持の相克の苦悩などが鮮明に描かれている。

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世界大百科事典内のマルタン・デュ・ガールの言及

【チボー家の人々】より

…フランスの作家R.マルタン・デュ・ガールの長編小説。1922‐40年刊。…

※「マルタン・デュ・ガール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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