マルハナバチ(丸花蜂)(読み)マルハナバチ(英語表記)bumble bee

世界大百科事典 第2版の解説

マルハナバチ【マルハナバチ(丸花蜂) bumble bee】

膜翅目ハナバチ上科ミツバチ科マルハナバチ亜科Bombinaeの昆虫の総称。全身を長毛におおわれた大型のずんぐりとしたハナバチである。体長15~30mm。日本では,現在までにオオマルハナバチBombus sapporensis,コマルハナバチB.ardens(イラスト),ハイイロマルハナバチB.senilis,アカマルハナバチB.hypnorumなど14種類がしられている。低地にもごくふつうに見られるクロマルハナバチB. ignitusやトラマルハナバチB.diversusなどを除いて,多くは山地性が強い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のマルハナバチ(丸花蜂)の言及

【ハチ(蜂)】より

…また,漢方にはアシナガバチに身体を刺させ,ハチ毒によって治療する〈以毒攻毒〉という療法もある。【槙 佐知子】
[欧米におけるハチのイメージ]
 英語では,ミツバチをbeeまたはhoneybee,マルハナバチをbumblebee,スズメバチをhornetと呼び,それ以外のハチをすべてwaspと総称する。日本ではワスプを〈スズメバチ〉と訳しているが,実際には漠然と〈ハチ〉くらいに訳しておくのが正しいであろう。…

【ホテイラン】より

… ホテイラン属Calypsoは1種よりなる属で,袋状の唇弁,2裂する距などで特徴づけられる。この唇弁の構造はマルハナバチ類がもぐり込むのに適しており,マルハナバチ類による受粉が北アメリカで報告されている。【井上 健】。…

※「マルハナバチ(丸花蜂)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

刑事免責

刑事訴訟において,自己が刑事訴追を受けるおそれがあるとして証人が証言を拒否した場合に,証言義務を負わせることと引換えにその罪についての訴追の免除の特権 (免責特権) を裁判所が与えること。アメリカ合衆...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android