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マンデス Mendès, Catulle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マンデス
Mendès, Catulle

[生]1841.5.20. ボルドー
[没]1909.2.7. サンジェルマンアンレ
フランスの詩人,劇作家。若くして雑誌『ファンテジスト』 La Revue fantaisisteを創刊 (1860) ,また『現代高踏詩集』 Le Parnasse contemporain (66) 出版に協力し,高踏派の形成に貢献。ドイツ文化に深い関心を寄せ,評論『リヒアルト・ワーグナー』 Richard Wagner (86) などを発表するかたわら,多くの劇作を手がけた。詩集に『フィロメラ』 Philoméla (64) などがある。

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百科事典マイペディアの解説

マンデス

フランスの詩人。1861年雑誌《ルビュ・ファンテジスト》を創刊,高踏派の成立に貢献,その発展を物語った《現代高踏詩集の伝説》がある。処女詩集《フィロメラ,抒情の書》(1864年)以後,詩・脚本・小説・批評多作

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世界大百科事典 第2版の解説

マンデス【Catulle Mendès】

1841‐1909
フランスの詩人。1861年に《ルビュ・ファンテジスト》誌を発刊,さらにL.X.ド・リカールと協力して66年第1次《現代高踏詩集》を編集,高踏派の形成に力を尽くした(1869,76年の第2次・第3次の企画にも協力)。代表的な詩集は《フィロメラ,抒情の書》(1864)。高踏派的な彫琢を凝らした中に珍貴なものへの彼の嗜好が認められる。R.ワーグナーに心酔した彼は自らも《イゾリーヌ》(1880)などのオペラ台本を手がけ,さらに《スカロン》(1905)などの戯曲で成功し流行作家となった。

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大辞林 第三版の解説

マンデス【Catulle Mendès】

1841~1909) フランスの詩人。高踏派の成立に重要な役割を果たした。脚本・オペラ台本・批評と幅広く活動。詩集「フィロメラ」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マンデス
まんです
Catulle Mends
(1841―1909)

フランスの詩人、小説家、劇作家。ボルドーに生まれる。1861年『幻想派評論』Revue fantaisiste誌創刊。66年リカールLouis-Xavier Richard(1843―1911)とともに『現代高踏詩集』を刊行し、高踏派形成の中心となった。詩風はバンビル風の押韻の妙、語術とほどよい叙情性によって特徴づけられる。詩集に『フィロメラ』(1864)など。また『現代高踏詩集の伝説』(1884)、『老女の館(やかた)』(1894)、『1867年から1900年のフランス詩の動向』(1903)など詩史的資料も書き残している。さらにマラルメの重要な文通相手の1人としても記憶される。[遠山博雄]

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