マティーニ(その他表記)martini

翻訳|martini

デジタル大辞泉 「マティーニ」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「マティーニ」の意味・わかりやすい解説

マティーニ

ドライジンをベースにした辛口カクテルミキシンググラスにドライジン50mlとドライベルモット10mlを入れ,氷を加えて軽くかきまぜグラスに注ぐ。カクテルピンスタッフドオリーブをさしてグラスに沈めたりする。名前の由来については,イタリアのマルティーニ・エ・ロッシ社が自社のベルモットを使ったジンのカクテルを〈マルティーニカクテル〉と呼ばせたからだ,というのをはじめ諸説ある。〈カクテルの王様〉といわれるくらい人気のあるカクテルで,そのレシピは200種以上もあるという。ベルモットの量を少なくするほどドライになり,ほんの香りづけ程度にベルモットを用いたエキストラドライマティーニも好まれている。マティーニにまつわるエピソードも多く,イギリスの首相チャーチルは超ドライ好みで,ベルモットの瓶を横目で見ながらジンだけを飲んだなどといわれている。

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飲み物がわかる辞典 「マティーニ」の解説

マティーニ【martini】


カクテルの一種。ドライジン、ドライベルモット、オレンジビターズをステアし、レモンをピールしてオリーブを飾る。「カクテルの王様」とも呼ばれる代表的なショートドリンク。ジンとベルモットの割合はレシピによりさまざまで、特にジンの比率が高いものは「ドライマティーニ」として区別されることが多い。食前酒

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とっさの日本語便利帳 「マティーニ」の解説

マティーニ

ジンとベルモット(白ワインベースに薬草などを浸出させた果実酒)のカクテル。三〇〇近くのレシピがあり、奥深い味わいで“カクテルの王様”と称される。最近はドライ(辛口)が主流

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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