コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ミゾソバ

3件 の用語解説(ミゾソバの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ミゾソバ

ウシノヒタイとも。タデ科の一年草。日本全土,東アジアの山野の水辺に群生する。茎は下部が地をはい,上部は立ち上がって高さ30〜100cm,ほこ形の葉を互生する。8〜10月,枝先に淡紅色の小さな花を15個内外,頭状に密に開く。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ミゾソバ【Polygonum thunbergii Sieb.et Zucc.】

水辺や溝に群生し,種子の形がソバに似ているタデ科一年草(イラスト)。別名のウシノヒタイは葉の形にもとづく。茎は地をはい,節より根を出し,よく分枝する。上部は斜上し,高さ30~70cm。稜に細かい逆刺がある。葉は長さ4~10cmのほこ形。両面に毛が散生し,表に八字形の斑紋がある。葉鞘(ようしよう)は縁毛か,小型の葉片をもつ。花期は8~10月。花は枝の先に10~20個が頭状につく。花被片は5枚,先端が紅色。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミゾソバ
みぞそば / 溝蕎麦
[学]Polygonum thunbergii Sieb. et Zucc.

タデ科の一年草。茎は地をはい、節から根を出し、高さ30~70センチメートル、逆向きの刺(とげ)がある。葉は互生し、卵状矛形で長さ4~10センチメートル、先端はとがり、基部は三角状耳形に張り出す。葉質は薄く、両面に逆刺と星状毛がまばらに生え、表面は光沢がなく、八字形の黒斑(こくはん)がある。柄に緑色の狭翼が出る。8~10月、枝先に約10個の白色花または帯紅色花を頭状につける。花被(かひ)は5枚。痩果(そうか)はソバ(タデ科の一年草)に似た3稜(りょう)のある卵形で褐色、光沢はなく、宿存する花被に包まれる。湿地に生え、日本、および朝鮮半島、中国、ウスリーに分布する。変種ヤマミゾソバは刺が少なく、葉幅は広く、葉柄に翼はない。関東地方に分布する。名は、溝に生えるソバの意味である。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミゾソバの関連キーワード木耳群生金剛柵白胡麻そんな蛙手木虱蕎麦滓玉梓柳蘭

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ミゾソバの関連情報