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ミュジック・セリエル musique sérielle[フランス]

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世界大百科事典 第2版の解説

ミュジック・セリエル【musique sérielle[フランス]】

1950年代に,第2次世界大戦後の前衛音楽の一技法として盛んに用いられた作曲技法。〈全面的セリー音楽〉(セリー・アンテグラルsérie intégral(フランス語),total serialism,total organized music)とも呼ばれ,また,この技法で書かれた音楽は〈点描音楽〉〈ポストウェーベルンスタイル〉とも呼ばれる。1個の音はそれ自身,音高(音の高さ),音価(長さ),音色,音強(強さ)の四つの構成要素から成る。

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世界大百科事典内のミュジック・セリエルの言及

【アバンギャルド】より

…その代表は〈無調〉と〈十二音技法〉の実践者であるシェーンベルク,ベルク,ウェーベルンの〈新ウィーン楽派〉,強烈なリズム表現や〈複調〉を使用したストラビンスキー,音楽はなにげないものであるべきだと〈家具の音楽〉を主張したサティらがその第1世代である。しかし音楽においてアバンギャルドの語が一般化したのは第2次世界大戦後のことであり,その主流は1946年に始まり,〈ミュジック・セリエル〉を主張したブーレーズ,シュトックハウゼンなどの〈ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習〉から国際的にデビューした作曲家たちであり,またそのアンチ・テーゼとなったアメリカのケージを中心とする〈偶然性の音楽〉の一派であった。日本ではいち早くジャズの語法を採用した黛敏郎,十二音技法で作曲を始めた諸井誠らが〈戦後派〉の第1世代である。…

※「ミュジック・セリエル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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