メカニカル・アロイング(読み)メカニカルアロイング

百科事典マイペディアの解説

メカニカル・アロイング

2種類以上の粉末を,硬いボールとともに密閉容器内で高速攪拌(かくはん)することで,ナノスケールでの混合,局所加熱,拡散を生じさせ,合金化すること。プロセスが簡単で,低温でも反応が進む。金属とセラミックスや,比重,融点の異なる金属どうしなど,原料の組合せにほとんど制約がない。結晶粒を微細化させることで,強度や磁性などを改善できる,還元のような化学反応を引き起こすことができるなどのメリットがある。この方法を使うことで,比較的簡単に,アモルファス合金,過飽和固溶体金属間化合物などを作ることが可能。新材料の開発や,既存材料の改良に有効で,コストダウンなどの効果も期待できる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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